三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・人間発達科学に関する専門科目(D類)
科目名 人間発達科学コース選択科目B
にんげんはったつかがくこーすせんたくかもくびー
受講対象学生 D 類

学部(学士課程) : 4年次
~67 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 道徳教育論
どうとくきょういくろん
Theory and Practice of Moral Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-2

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 後藤 篤(非常勤講師)

gotou atusi

学修の目的と方法

授業の概要 本授業では、道徳教育の理念・歴史についての学習を通じて、現代的な実践課題を理解するとともに、その課題解決に向けた教材研究や目標・評価のあり方について検討し、よりよい道徳教育実践を探求していく。
学修の目的 日本における道徳教育の課題を歴史的・理論的に理解し、その課題解決にむけた授業づくりができる。
学修の到達目標 ①道徳教育の理念や歴史をふまえて、学校における道徳教育の目標と内容を説明できる。
②道徳教育及び道徳科の指導方法と指導計画についての知識を得る。
③現代日本における道徳教育の実践的課題を見据えて、道徳科の教材研究、指導案作成ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎時の小レポート20%、指導案作成30%、期末試験50%、計100%(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎時間、シャトルペーパーを用いて学習の到達度を確認するとともに、双方向的な授業づくりに用いる。
教科書 必要に応じて資料を配布する。
参考書 相沢伸幸・神代健彦編『道徳教育のキソ・キホン 道徳科の授業をはじめる人へ』ナカニシヤ出版、2018
波本勝年他編『史料 道徳教育を考える [4改訂版]』北樹出版、2017
オフィスアワー
受講要件 教室の収容能力や学習効果を考慮して70名を上限とし、それを越えた場合は受講制限を行なう。4年生(以上)、3年生、2年生の優先順で受講を許可していく。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 道徳教育史、教材研究、教育実践分析
Key Word(s) Moral Training, Moral Education through all the Activities in School, History of Moral Education、 Researching Teaching Material、Analyzing Educational Practice
学修内容 1、はじめにー本授業の目的・内容・方法について
2、道徳教育の現代的課題ー新学習指導要領「特別の教科 道徳」
3、道徳とは何か
4、道徳教育の歴史(戦前):教育勅語と国定修身教科書
5、道徳教育の歴史(戦後):初期社会科から特設道徳へ
6、学習指導要領の改訂と道徳教育
7、道徳教育の方法(1)ージレンマ教材を用いた授業方法
8、道徳教育の方法(2)ー小学校の授業実践分析(読み物教材を用いた授業方法)
9、道徳教育の方法(3)ー中学校の授業実践分析(メディア教材を用いた授業方法)
10、道徳教育における目標・評価
11、道徳教育の指導案作成(1)指導案とは何か
12、道徳教育の指導案作成(2)教材研究
13、道徳教育の指導案作成(3)目標・ねらいの検討
14、道徳教育の指導案作成(4)発問・展開の検討
15、まとめ
事前・事後学修の内容 文部科学省HP上の「道徳教育アーカイブ〜「道徳科」の全面実施に向けて」(https://doutoku.mext.go.jp/)は、授業事例や指導案事例、読み物資料集等が載せられており、指導案作成を含めた授業づくりの参考になる。授業前、授業後に適宜参照してほしい。

Copyright (c) Mie University