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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 有機機能化学
ゆうききのうかがく
Organic Functional Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ORBI-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所 工学部15教室

担当教員 北川 敏一(工学部分子素材工学科)

KITAGAWA, Toshikazu

学修の目的と方法

授業の概要 機能性有機材料を設計し合成するための基礎知識として、個々の有機化学反応がどのような機構で起こるのかを説明する。特に、反応機構が未知の反応の進み方を有機化学、物理化学の知識に基づいて実験的に解明する手法を解説する
学修の目的 有機反応が起こるしくみを体系的に考える力を身につける。
学修の到達目標 一見複雑多岐にわたる有機化学反応が実は大変規則的に進んでいることを認識し、反応の進み方を支配する一般原理を理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
○自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
○化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間試験及び期末試験で評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 使用しない
参考書
オフィスアワー 随時、分子素材工学棟3階3303室
受講要件
予め履修が望ましい科目 有機化学A、B、有機化学演習A、B
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 有機反応機構、反応速度論、同位体効果、立体化学、反応性中間体
Key Word(s) Organic reaction mechanism, Reaction kinetics, Isotope effect, Stereochemistry, Reactive intermediate
学修内容 第1回:反応速度論:反応速度に基づく反応機構の解明
第2回:反応速度論:一次反応と二次反応
第3回:反応速度論:連鎖反応
第4回:同位体の利用:速度論的利用
第5回:同位体の利用:標識化合物の利用
第6回:反応中間体の研究:中間体の単離
第7回:反応中間体の研究:スペクトル測定による中間体の観測
第8回:反応中間体の研究:カルボカチオン・カルボアニオンの観測
第9回:反応中間体の研究:ラジカル・カルベンの観測と捕捉
第10回:反応中間体の研究:ベンザインの捕捉
第11回:反応中間体の研究:分子間反応と分子内反応
第12回:反応経路に対する立体化学の影響:求核置換反応
第13回:反応経路に対する立体化学の影響:ラジカルの二量化
第14回:反応経路に対する立体化学の影響:共鳴の立体的障害
第15回:機能分子の設計・合成への応用
定期試験
事前・事後学修の内容 講義ノートにより復習し理解を確認する。

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