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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教育社会・制度・経営学
きょういくしゃかい・せいど・けいえいがく
School Management and Sociology of Education
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 教育社会学
きょういくしゃかいがく
Sociology of Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
開講場所

担当教員 新谷 龍太朗(非常勤講師)

SHINTANI Ryutaro

学修の目的と方法

授業の概要 各回のテーマに沿ってテキストを読み、関連する情報や資料・論文を調べ、受講者の経験や意見を交流し、個人で考えをまとめるという流れで授業を行います。
学修の目的 この授業の目的は、①教育社会学の理論に関する幅広い知識を獲得すること,②それらを活用して我が国の教育の様々な特徴や課題について思考できるようになること,である。
学修の到達目標 <教育>という営みは、誰しもが経験し自明視されているため、誰もが自分の経験に基づき語ることができます。しかし、教師という権力性を持つ職業に立つためには、常に自身の教育観を問い直す姿勢が求められます。この授業では、データをもとにした検証を重要視する教育社会学という眼鏡で、これまで見えづらかった教育の世界を覗き、教育観を広げることを目標とします。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 各テーマに対する小レポート 50点 小テストと振り返り 20点 総括評価 30点
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・授業内容と関連するビデオやDVDを使用する
・授業内容と関連する補足資料(書籍や新聞記事のコピーなど)を配布する
・学生からの授業の感想・質問を,毎回の授業に活用する
教科書
参考書 若槻健・西田芳正編著 志水宏吉監修『教育社会学への招待』大阪大学出版会2011年
オフィスアワー 集中講義後
あるいは学校経営学研究室(織田)
受講要件 教育社会学に関心をもつ学生
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学校経営の理論,学校組織
Key Word(s) theories of sociology of education,
学修内容 第1回: 教育社会学という視点①:自殺と社会の関係
第2回:教育社会学という視点②:宗教と社会の関係
第3回: 学力格差 ①:誰が良い点数を取るのか
第4回: 学力格差②:学力格差はどのように縮小し得るのか
第5回: 貧困①:学校は貧困の連鎖を断ち切れるのか
第6回: 貧困②:他国では教育と貧困はどのように扱っているのか
第7回: 不登校①:なぜ学校にいかなくてはいけないのか
第8回: 不登校②:不登校経験者はその後どのような進路を描くのか
第9回: 小テストと振り返り
第10回: 特別支援教育:「特別な子ども」を分けるべきか巻き込むべきか
第11回: ジェンダー:「女の子」はどのように作られていくのか
第12回: いじめ:いじめはどのように語られてきたのか
第13回: 学校と地域の連携:教師は地域との連携をどのように捉えているのか
第14回: 学校安全への対応:学校は事故や災害にどのように備えるべきか
第15回: 総括評価:各人で関心あるテーマについて発表
事前・事後学修の内容 ①毎回の授業の予習をしてから授業に臨むこと。②毎回の授業の復習を行うこと。③これまでの自分の被教育体験と結びつけながら授業の内容を考えること,④課題としてレポートを要求するので、日頃から限られた時間内で一定程度の文章を書く習慣をつけておくこと。

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