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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 道徳教育
どうとくきょういく
Moral Education
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~70 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 道徳教育論
どうとくきょういくろん
Theory and Practice of Moral Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 井上兼一(非常勤講師)

INOUE Ken-ichi

0596-22-0201、k-inoue@kogakkan-u.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 学校において展開される道徳教育について、その基本となる理論を修得し、実践における基本的指導法を理解する。道徳に関する諸概念の検討、道徳教育の理論や実践の歴史などを踏まえて、教育現場が直面している道徳的課題の把握と解決策について主体的に考える。
学修の目的 道徳教育の意義や課題について、正しく理解することができる。新しい学習指導要領において道徳は、「特別の教科 道徳」と位置づけられた。これまでの道徳教育をふまえ、新しい道徳教育ではどのような指導や授業が求められているのか基本的知識を習得することができ、説明することができる。
学修の到達目標 本科目を通して、道徳教育の重要性、教育課程上の位置づけ、新学習指導要領の改訂のポイント、学校における道徳の指導上の課題を理解して、その解決のための手がかりを得ることができ、説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート20%、期末試験80%(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 授業時に指示する。
参考書 文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』平成29年3月告示
 文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』平成29年3月告示
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~12:30、非常勤講師室
 学校教育講座(大日方 真史准教授)
受講要件  受講希望者が多数の場合は、教育効果を考慮して受講制限を行う。受講許可に関しては、学校教育講座(大日方 真史准教授)と井上との相談の上で、学務前掲示板に掲示する。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 授業中に「スマートフォンや携帯電話をいじっている」「飲食している」「授業とは無関係のことをしている」学生については、その時点で受講を制限する。次の学期以降に履修しなさい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 道徳教育の歴史、道徳教育の全領域主義、道徳性発達理論、宗教的情操教育
Key Word(s) History of Moral Education
Moral Education through all the Activities in School
Theory of Moral Development
Education of Religious Sentiments
学修内容 1、はじめに(履修にあたって)
2、道徳、道徳教育とは
3、道徳教育の歴史(1)-戦前における修身教育の展開-
4、道徳教育の歴史(2)-戦後における「道徳の時間」の特設-
5、教育課程における道徳の位置づけ-領域論-
6、学習指導要領の改訂と道徳
7、「道徳の時間」から「特別の教科 道徳」へ
8、道徳性の発達理論
9、道徳の指導計画および指導案
10、小学校における教育実践
11、中学校における教育実践
12、道徳教材・資料の活用
13、海外における道徳教育事情
14、現代における道徳教育の諸問題
15、まとめ
16、試験
事前・事後学修の内容 授業で扱う内容や紹介する文献について、主体的に読み深め、自ら理解する。
日頃から道徳に関する諸問題に関心をもち、その解決にどのような手立てが考えられるか、常に意識するよう心がける。
教育改革の方針や『学習指導要領』の改訂など、政府・文部科学省の動向にも注目し、日頃から新聞などを読むように努めてもらいたい。

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