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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 自然環境論B
しぜんかんきょうろんビー
Physical (Natural) Environment B
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 自然環境論B
しぜんかんきょうろんビー
Physical (Natural) Environment B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 朴 恵淑

PARK Hye=Sook

学修の目的と方法

授業の概要 ・地域及び地球規模の環境問題、特に、四日市公害、越境性大気汚染、PM2.5など地球温暖化、生物多様性、ゴミ問題などを中心とする、環境地理学の本質及び役割について学ぶ。
・国連持続可能な開発目標(SDGs)について学び、三重県の持続可能な地域創生について学ぶ。
・ユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)について学ぶ。ESDには、環境教育、エネルギー教育、防災教育、生物多様性教育、気候変動(地球温暖化防止)教育、世界遺産や文化財などに関する教育、国際理解教育、その他(平和、人権、男女共同参画など)が含まれている。
学修の目的 ・地域及び地球規模の自然環境と人間との相互作用を探る。
・過去の四日市公害の教訓を活かした「四日市学」について学ぶ。
・国連持続可能な開発目標(SDGs)及びユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)を通じた、地域に根ざし、世界へ通用するグローカル環境人材として、三重県の持続可能な地域創生について考える。
学修の到達目標 ・教員となる意志を持つ学生が主な対象に行う授業なので、人文社会科学及び自然科学との分野横断的、学際的立場から広い視野を持ち、グローカル環境人材となる学生育つ。
・国連持続可能な開発目標(SDH|Gs)及びユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)を通じた、「Think Globally! Act Locally!」 を実践できる人材を育成する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
○国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・レポート(60%)、調査発表(プレゼンテーション力;20%)、出席率(20%)を基準に総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 毎回、教員制作のパワーポイントによる授業を展開する。
教科書
参考書 ・『環境地理学の視座』朴 恵淑・野中健一著、昭和堂、2003、244ページ
・「三重学」朴 恵淑編著、風媒社、2017、359ページ
・必要に応じて、参考書を紹介する。
オフィスアワー 月曜日から金曜日まで、授業及び出張以外の午前9時から午後8時までの時間は、いつでも相談など可能。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自然環境論、国連持続可能な開発目標(SDGs)、ユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)、四日市公害、地域創生、グローカル環境人材
Key Word(s) Physical (Natural) Environment. UN Sustainable Development Goals (SDGs) , UNESCO Education for Sustainable Development (ESD), YOKKAUCHI Air Pollution, Regional Creation, Global-cal Human Resources
学修内容 『授業計画』
第1回   自然環境論の本質と役割(その1)
第2回   自然環境論の本質と役割(その2)
第3回   国連持続可能な開発目標(SDGs)
第4回   ユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)
第5回   四日市公害及び日本の4大公害
第6回  アジアの環境問題(越境性大気汚染・酸性雨・黄砂・PM2.5)と国際環境協力
第7回  地球温暖化の科学的知見
第8回   地球温暖化の影響
第9回   地球温暖化の対策・国際的取り組み
第10回  生物多様性
第11回  キャンパス及び周辺地域の環境・防災調査
第12回  環境・防災マップ作成
第13回  調査・成果発表会
第14回  四日市公害と環境未来館見学・四日市公害の語り部との交流
第15回  総括 
事前・事後学修の内容 ・事前学習;国連持続可能な開発目標(SDGs)及びユネスコ持続可能な開発のための教育(ESD)について調査学習
・事後学習;アンケート及びインタビューによる成果・課題について分析し、今後の発展的事業展開に有効活用

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