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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ヨーロッパ・地中海思想演習 D
よーろっぱ・ちちゅうかいしそうえんしゅう D
Seminar in European Philosophy D
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ヨーロッパ・地中海思想演習 D
よーろっぱ・ちちゅうかいしそうえんしゅう D
Seminar in European Philosophy D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 田中 綾乃(人文学部)

TANAKA, Ayano

学修の目的と方法

授業の概要 ヨーロッパ近代哲学の金字塔と言われるドイツの哲学者カントの思想を理解するために、カントの著作をじっくりと精読する。
学修の目的 難解だと言われるカントのテキストに対峙することで、テキストを深く読み込む読解力、物事を論理的に考える思考力、自分の考えを他者に伝えるためのコミュニケーション能力、そして、何より自分自身で考え抜くという哲学の基本的な態度を身につけることを目標とする。
学修の到達目標 カントのオリジナルテキストを読解して、その思想体系を明らかにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ゼミ発表、授業への積極的参加、レポートなどから総合的に評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 テキストについては、開講時に指示する。
参考書 黒崎政男『カント『純粋理性批判』入門』(講談社選書メチエ)
岩崎武雄『カント』(勁草書房)
石川文康『カント入門』(ちくま新書)
岩崎武雄『カントからヘーゲルへ』(東京大学出版会)
カント『判断力批判』、熊野純彦翻訳(作品社)
その他、随時、指示する。
オフィスアワー 毎週木曜日12時〜13時
受講要件 演習であるので、受講者同士の自発的な対話、討論が求められる。
前期科目「ヨーロッパ・地中海思想演習C」を受講すること。
予め履修が望ましい科目 哲学・倫理学科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード カント、認識論、美学
Key Word(s) Immanuel Kant, Epistemology, Aesthetics
学修内容 第一回  イントロダクション
第二回  各回の担当者の決定、基礎的文献の紹介など

第三回目以降は、担当者の発表形式によって、ディスカッションを進める。

担当者は、担当箇所のレジュメを作成し、発表を行う。
それを踏まえて、参加者全員が議論、討論を行う。
事前・事後学修の内容 自分の担当箇所以外でも予習を行い、積極的に議論に参加すること。
指示した参考文献などにもよく目を通すこと。

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