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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習A
あめりかぶんがくえんしゅう えい
Seminar in American Literature A
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習A
あめりかぶんがくえんしゅう えい
Seminar in American Literature A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HUCLTR2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 小田敦子

Atsuko, ODA

学修の目的と方法

授業の概要 Civil Disobedience:ソローの同時代の文学・文化的背景、特にRalph Waldo Emerosnの影響について解説した後、担当者を決め訳読し、ポイントを指摘し、それに対する質疑応答で読み進んでいく。前半は理解を助けるキーワードを与えるが、後半はさらに精読的な理解に基づき特徴を指摘できる発表を求める。また、『市民的不服従』に対する批評を読むことで、批評文の書き方を学ぶ。学期末には全体を検証するペイパーを提出する。
学修の目的 Henry David Thoreauの有名なエッセイCivil Obedience を読みきる英語力と、19世紀前半のアメリカ社会と文化の状況についての知識を得る。批評文を書く。
学修の到達目標 英語を文脈で読む力をつける。アメリカの個人主義の文化について知識を得る。論理的な問いがたてられる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業に対する取組み 60%
 学期末ペイパー  40
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 Walden and Civil Disobedience (Penguin American Library)
参考書 H.D. Thoreau, Walden and Civil Disobedience (Norton Critical Edition)
Sherman Paul (ed.), Thoreau: A Collection of Critical Essays (Englewood Cliffs)
R.J.シュナイダー、『ヘンリー・デイヴィッド・ソーロー研究』(ニューカレントインターナショナル)
高橋勤、『コンコード・エレミヤ:ソローの時代のレトリック』(金星堂)
オフィスアワー 月曜16:30~17:00
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 他の英米文学科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ソロー、エマソン、個人主義、抵抗
Key Word(s) Thoreau, Emerson, individualism, resistance
学修内容 授業計画
第1回:エマソンの思想
第2回:エマソンとソローの相互影響関係
第3回:ソローのWaldenについて
第4回:Civil Disobedience 輪読 英文の読み方、辞書の使い方
第5回:Civil Disobedience 輪読 歴史的背景を調べる
第6回:Civil Disobedience 輪読 「抵抗」の伝統
第7回:Civil Disobedience 輪読 「個人主義」の伝統
第8回:Civil Disobedience 輪読 ソローの教養
第9回:Civil Disobedience 輪読 学生からの問題提起
第10回:Civil Disobedience 輪読 学生からの問題提起
第11回:Civil Disobedience 輪読 全体について質疑応答
第12回:Civil Disobedience に対する批評(George Hendrickがガンジーへの影響を論じたもの)を読む
第13回:Civil Disobedience に対する批評を読む 前回の批評について質疑応答
第14回:Civil Disobedience に対する批評を読む Emersonによる ‘Thoreau’ の抜粋
第15回:各自のペイパーのテーマに基づき、総括的な議論
事前・事後学修の内容

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