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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・社会
科目名 政治学
せいじがく
politics
受講対象学生 教育学部, 教育学研究科
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
~70 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 政治学特殊講義
せいじがくとくしゅこうぎ
Special Lecture of Politics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-JURI-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所 社会科学演習室

担当教員 馬原潤二(教育学部)

MAHARA JUNJI 

学修の目的と方法

授業の概要  かつてフーコーは『言葉と物』において「人間」の終焉を予言したが、そもそも「人間」はいかにして作られてきたのか。あるいは、いかに語られてきたのか。本講では、この疑問に応答するべく、古代ギリシアから現代に至るスパンのなかで「人間」がどのように表現されてきたのか、また、そこにどのような政治思想的な問題が孕まれてきたのかを、数々の文学作品を輪読しながら考察することにする。「人間」を知ることはおのれを知ることであり、「人間」のありし姿を見つめることは「人間」のこれからを知るための必須の基盤となる。知性に生きるための手掛かりとして、「人間」のあり方を考えていくことにしたい。
 講義は2回分で1セットとし、1回目を担当者によるテキストの前後関係に関する解説、2回目を受講者による報告及び自由討論とする予定である。
学修の目的 古典的教養を政治思想の側面から涵養すること。
学修の到達目標 テクスト読解に習熟するとともに、情報を整理して自分で考える習慣をつけるための方法論を獲得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 講義内の報告(50%):ただし報告時の議論で必ず複数回発言することが成績評価の前提条件。
報告ごとのレポート(50%):全七回提出が採点の前提条件。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 以下のテキストは必ず購入すること(複写・借本不可)。
ソポクレース『アンティゴネー』、中務哲郎訳、岩波文庫、2014年。
ダンテ・アリギエリ『神曲』(地獄篇および煉獄篇)、原基晶訳、講談社学術文庫、2014年。
ウイリアム・シェークスピア『リア王』、福田恒存訳、新潮文庫、1967年。
ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『ファウスト』全2巻、高橋義孝訳、1967年。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』全3巻、原卓也訳、新潮文庫、1978年。
トマス・マン『魔の山』全2巻、高橋義孝訳、新潮文庫、1969年。
アレクサンドル・ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』、木村浩訳、新潮文庫、1963年。
参考書 適宜紹介する。
オフィスアワー いつでも。
受講要件 知的好奇心をもつこと。テキストを通読し一定水準の報告を行う意欲と論理的な自己表現能力を備えていること。意欲と能力が欠けると判断した場合は除名する。
予め履修が望ましい科目 政治思想史、現代政治論
発展科目 後期にも同じく「政治学特殊講義」(日本版)を開講する。必ずセットで受講すること(片方の受講は原則として認めない)。
その他 講義の性質上、原則として欠席は認めない。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 文芸
Key Word(s) humanities
学修内容 第1回:問題提起(報告・議論の方法)
第2回:古典古代①解説:ギリシア悲劇の「人間」
第3回:古典古代②報告:ソポクレス『アンティゴネー』
第4回:中世①解説:キリスト教世界の「人間」
第5回:中世②報告:ダンテ『神曲』(地獄編・煉獄編)
第6回:近世①解説:ルネッサンスの「人間」
第7回:近世②報告:シェークスピア『リア王』
第8回:近代①解説:近代古典主義の「人間」
第9回:近代②報告:ゲーテ『ファウスト』
第10回:近代③解説:「不幸な意識」の「人間」
第11回:近代④報告:ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
第12回:現代①解説:楽園追放の「人間」
第13回:現代②報告:マン『魔の山』
第14回:現代③解説:「今・ここ」の「人間」
第15回:現代④報告:ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』
事前・事後学修の内容 事前学修
指定されたテキストを熟読すること。分量が多いので事前に計画的に取り組むこと。
疑問点と不明点を書き留めて議論に活用するための資料を作成すること。
関連する資料や作品を事前にリサーチのうえ確認すること。
事後学修
講義の要点を確認すること。
議論の結果を整理し今後の課題を画定すること。
以上を踏まえてレポートを作成すること。

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