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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 刑事訴訟法
けいじそしょうほう
criminal procedure and evidence
単位数 4 単位
ナンバリングコード

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8時限
開講場所

担当教員 伊藤 睦(非常勤講師)

ITO Mutsumi

itoumu@kyoto-wu.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 刑事訴訟の基本理念を踏まえながら、刑事事件における捜査・裁判手続全体の流れを概観し、その現状と問題点につき個別具体的に検討する。
学修の目的 刑事訴訟における人権の意味を理解する。
また、報道等で得られる情報についても、鵜呑みにするのではなく、きちんと科学的に検証し、犯罪現象とそれを取り巻く司法の現状について正しく認識することができるようになる。
学修の到達目標 刑事裁判に関する基本的知識を得る。
犯罪報道等で得られる情報につき、法律的な観点から疑問をもつことができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回レジュメを配布し、授業内容をわかりやすくする工夫をします。レジュメには、予習・復習に役立つ資料を添付します。
教科書 特に指定しません。
参考書 開講時に適宜指示します。
オフィスアワー オフィスアワーは設けません。質問等のある方はメールでお問い合わせ下さい。メールアドレスは開講時にお知らせします。
受講要件
予め履修が望ましい科目 刑法総論、刑法各論
発展科目 少年法、刑事政策
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 刑事裁判・捜査の現状と課題
Key Word(s) criminal procedure
evidence
学修内容 憲法が定める刑事人権規定の趣旨に照らし合わせながら、刑事手続全体につき概観し、憲法の理念に合わないと考えられる捜査・裁判上の問題点につき個別に検討を加えていきます。
各回の授業内容はおよそ下記のとおりです。
第1回 刑事訴訟の基本原則
第2回 捜査の端緒
第3回 おとり捜査
第4~7回 逮捕・勾留
第8~10回 被疑者取調べと黙秘権
第11回 任意同行と取調
第12回 捜索・押収
第13~15回 強制採尿・盗聴・写真撮影・GPS捜査等
第16~17回 公訴の提起と市民的コントロール
第18~19回 審判の対象
第20回 証拠法の基本原則
第21回 科学的証拠
第22回 科学的証拠
第23回 違法収集証拠排除法則
第24回 自白
第25~26回 伝聞法則
第27~28回 共犯者の自白と司法取引
第29~30回 公判前整理手続と証拠開示
事前・事後学修の内容 各回とも、予習としては、あらかじめ関係する部分の教科書・参考書などを熟読しておくことが望ましい。
授業後は、配布したレジュメの内容と、判例資料を照らし合わせて復習し、理解を深めてほしい。

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