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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 文化環境論D
ぶんかかんきょうろんでぃー
Cultural Geography D
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 文化環境論D
ぶんかかんきょうろんでぃー
Cultural Geography D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 北川 眞也(人文学部)

KITAGAWA, Shinya

学修の目的と方法

授業の概要 「移民」は、社会、経済、文化、政治など、すべての領域を横断しながら考えなければなりません。そのため、幅広い関心と知識を得、さらにはその現象や人びとに固有の条件もまた考える必要があります。本授業では、「移民」について理論的に考察することを目指します。
学修の目的 目的は「移民」という現象を理論的に考察すること、また同時に、「移民」を通じて、社会、経済、文化、政治のあり方を理解できるようになることです。
学修の到達目標 目標は、「移民」という現象と、社会、経済、文化、政治との関係を、理論的かつ批判的に考察し、文章化できるようになることである。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業での発言・感想・問いかけ 50点、レポート 50点
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 サンドロ・メッザードラ(北川眞也訳)『逃走の権利−移民、シティズンシップ、グローバル化』人文書院、2015。
参考書 授業でまた紹介します。
オフィスアワー 木曜日の12時~13時、研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 ヨーロッパ・地中海の風土と地誌、ヨーロッパ・地中海地誌演習
その他 講義形式とはしていますが、授業ではあらかじめ論考を配布し、精読してきてらもらうこともあります。またそれについて互いに話をしながら、すすめていくことを考えています。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 移民、シティズンシップ、グローバル化
Key Word(s) migration, citizenship, globalization
学修内容 第1回 はじめに 
第2回 序論
第3回〜第5回 プロローグ 若きマックス・ウェーバー、ドイツ人移民たちの逃走の権利、ポーランド人たちの胃
第6回〜第8回  はじまりはさらし絞首台だった――移民、労働の移動性、資本主義史
第9回〜第11回 境界地帯の市民とシティズンシップの境界
第12回〜第14回  世界、植民地以後
第15回 おわりに
事前・事後学修の内容 予習については、次週の授業用の論考を指定または配布するので、予めそれを読書してくること。復習については、自身の疑問点を中心に短い文章を書いておくことが大切です。

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