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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 経済学A
けいざいがくえー
Economics A
授業テーマ マクロ経済学入門
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIECON1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 火曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 渡邉 隆俊(非常勤講師)

WATANABE, Takatoshi

twata@dpc.agu.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 「経済学」は,社会科学の基本科目のひとつであるが,その基礎的な理論のうち,社会全体の立場から経済を考察するのが「マクロ経済学」である.本講義では,経済学成立の流れの中でマクロ経済学の立脚点を明らかにすることを皮切りに,マクロ経済学を基礎から概説する.
学修の目的 複雑な経済事象を理解するためには,現状の把握や基礎理論を学ぶ必要がある.本講義では,マクロ経済学の基礎的な理論ないしは諸概念であるGDP,財市場・金融(貨幣)市場・労働市場の分析等を踏まえて,IS-LM分析,マンデル=フレミングモデルについて理解する.加えて,これらの学修成果を通じて,様々な経済事象を経済学的かつ適切な専門用語を用いて論じることができるようになることを目的とする.
学修の到達目標 マクロ経済学の諸概念を基礎知識を獲得し,それを用いて様々な経済事象を経済学的に説明することができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験65点,レポート35点,合計100点満点で評価(合計が60%以上で合格).
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業アンケートは、開講後初めて実施する予定である。
教科書 家森信善(2017)『マクロ経済学の基礎』中央経済社.2,000円+税
参考書 中村勝克(2015)『基本講義 マクロ経済学』新世社.2,450円+税
オフィスアワー 講義終了後,教室にて対応.(学内連絡窓口:人文学部・朝日幸代教授)
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 近代経済学,マクロ経済学(ともに人文学部開講)
その他 原則,毎回小レポート(講義のまとめとコメント)をWordで作成し,提出してもらう.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード マクロ経済学,経済理論
Key Word(s) Macroeconomics, Economic Theory
学修内容 第1回 マクロ経済学概説 (マクロ経済学とはどんな学問か,身近なマクロ経済変数)
第2回 マクロ経済学と日本経済 (経済成長率,失業率,物価,株価,国際収支,外国為替レート)
第3回 GDP概説 (GDPの概念,GDPと所得,名目と実質,GDP統計,GDPの三面等価,GDPギャップ)
第4回 消費と貯蓄 (消費関数,日本の消費関数と貯蓄)
第5回 企業の投資 (投資の概念,投資の決定要因,日本の投資関数)
第6回 政府の支出 (政府財政の状況,財政の役割,財政支出と景気の関係,財政赤字の意味)
第7回 総需要の経済学 (45度線モデル,乗数理論、貯蓄のパラドックス)
第8回 金融市場の分析 (貨幣の役割,貨幣創造,貨幣需要の理論,マクロ金融政策)
第9回 IS=LMモデル (IS曲線の導出とその性質,LM曲線の導出とその性質)
第10回 IS=LMモデルを使った分析 (財政・金融政策の効果,経済構造と経済政策の効果)
第11回 物価の分析1 (総需要曲線,総供給曲線)
第12回 物価の分析2 (金融・財政政策の物価への影響)
第13回 国際版IS=LM分析(マンデル=フレミングモデル)1 (国際版IS曲線とLM曲線)
第14回 国際版IS=LM分析(マンデル=フレミングモデル)2 (財政・金融政策の効果)
第15回 まとめ
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 事前学習:あらかじめ資料を配布するので,必ず講義前に予習すること.
事後学修:原則,毎回当日の小レポート(講義のまとめとコメント)を課す.これらを積み重ねて理解を深めること.

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