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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 日本理解特殊講義
にほんりかいとくしゅこうぎ
Lecture Course in Understanding Japan
授業テーマ 第二言語習得
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIJLEC1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 大熊 富季子

Tokiko OKUMA

学修の目的と方法

授業の概要 言語理論に基づく第二言語/外国語としての日本語・英語習得の研究を紹介し、学習者の文法がどのような発達過程をたどるのかを議論する。また必要に応じて、日本語・英語以外の自然言語の第二言語習得研究も考察する。
学修の目的 第二言語習得研究は認知科学の一分野であることを理解する。
第二言語習得研究の理解を通じて、問題の特定→仮説の立案→検証という問題解決手法を身につける。
母語獲得と第二言語習得の類似点と相違点を理解し、外国語学習に役立てる。
学修の到達目標 第二言語習得研究は認知科学の一分野であることを、具体的な例を用いて他人に説明できる。
授業で紹介された第二言語習得研究の様々な手法を理解し、実験結果を他人に説明できる。
母語獲得と第二言語習得の類似点と相違点を他人に説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加(リアクションペーパーの記入)30%、課題20%、プレゼンテーション50%、で評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 パワーポイントによる講義とリアクションペーパーの提出を組み合わせて、授業内容の理解を深めてもらう。またリアクションペーパーには、授業に関する感想や質問も書いてもらい、次の授業でできる限り回答する。
教科書 教科書は指定しない。スライドを使い、適宜資料を配布する。
参考書 興味があれば以下の本を読むことを薦める。
鈴木孝明・白畑知彦(2012)「ことばの習得」くろしお出版
白井恭弘(2008)「外国語学習の科学-第二言語習得論とは何か」岩波書店
オフィスアワー 随時(メールで必ずアポイントメントをとること)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 第二言語習得、日本語習得
Key Word(s) Second language acquisition, acquisition of Japanese
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 母語獲得
第3回 普遍文法
第4回 母語獲得と第二言語習得の違い
第5回 データ収集方法1
第6回 データ収集方法2
第7回 文法形態素の習得1
第8回 文法形態素の習得2
第9回 正の転移と負の転移
第10回 第二言語習得のモデル、アスペクト仮説
第11回 空主語の習得研究1
第12回 空主語の習得研究2
第13回 顕在代名詞制約
第14回 プレゼンテーション
第15回 まとめ 
事前・事後学修の内容 授業は付加的に進むので、スライドや授業でとったノートを基に復習をし、前回の内容を理解した上で授業に臨んでください。

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