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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 他高等教育機関との相互開放科目となります |
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授業科目名 | 三重学 | |
みえがく | ||
Mie Studies | ||
授業テーマ | 食と観光実践 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | LIMOSS1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期集中 事前学習2回(5/11, 6/15)、合宿型集中実習(8/28~30)、事後学習(9/9) |
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開講時間 |
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開講場所 | 三重県総合博物館、東紀州地域 | |
担当教員 | ○東 大史, 鈴木 幸子, 山本 裕子(地域人材教育開発機構) 小林 慶太郎(四日市大学), 池山 敦(皇學館大学)、太田光俊、中川美佳子、中平孝之 |
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○AZUMA Taishi, SUZUKI Sachiko, YAMAMOTO Yuko KOBAYASHI Keitaro, TOMIMOTO Mariko, IKEYAMA Atsushi |
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azuma.taishi@dhier.mie-u.ac.jp, 059-231-6983 |
授業の概要 | 三重県の重点課題である食と観光に対して、東紀州地域における世界遺産活用の観点から現地でのフィールドワークを交えた体験型実習を行なう。観光地としての魅力発信や観光客向けのインフラ整備といった生活と観光の両立に向けた課題を理解するとともに、古くから親しまれてきた食文化をどのように継承し発展させていくかの考え方を身に着ける。地域産業としての観光業と、地域資源としての歴史文化、そして食の魅力を考察し、提案する機会を設ける。 |
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学修の目的 | 三重県南部に位置する熊野地域は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産登録され、国内外の観光客に注目されるようになった。毎夏に実施される熊野大花火の際には数多くの観光客が訪れる一方で、冬季など閑散期の需要をどのように伸ばしていくかが課題である。また魚介類や柑橘類など、黒潮が運ぶ高温多湿な気候に育まれた多様な食文化は、高齢化による担い手不足といった社会課題に直面しており、事業承継や商品開発による付加価値向上といった取組みが重要となっている。 本科目においては、成長産業に位置付けられる観光業の現状を学び、食や歴史文化といった地域独自の資源と結び付ける考え方を理解するための体系的なカリキュラムを用意している。合宿型のフィールドワークによって地域課題を主体的に考え、グループワークにおいて専門性の異なる他者と議論し、地域の社会人に対してインタビューを行なうといった一連のプロセスによって、地域イノベーションを実践する人材育成を目指す。 |
学修の到達目標 | 三重県における社会的事象(観光客誘致、インフラ整備、事業継続性等)を深く理解し、関連する諸分野の知識を統合し、理想的な地域の有り様を探究する。本科目の特徴は合宿型(2泊3日)であり、3〜5人のグループワークを通して地域課題(「食と観光」)を発見し、それについて深い分析・考察を加え、その成果を効果的に表現する事で、自らの考えを社会に還元することができる。 地域住民や社会人といった異なる立場の人たちにインタビューし、その内容に対してグループ討議を経てそれぞれの専門性に則った意見を述べることで主体性を発揮できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 事前学習や現地合宿への積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30% |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
実地体験型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | ・受講前後において理解度評価方法(ルーブリック)を実施する ・授業改善アンケートを実施する |
教科書 | なし |
参考書 | 河合孝仁「シティプロモーションでまちを変える」,彩流社,2016年 山浦晴男「住民・行政・NPO協働で進める最新地域再生マニュアル」朝日新聞出版,2010年 |
オフィスアワー | 事前に連絡すること |
受講要件 | 学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること |
予め履修が望ましい科目 | 日本理解特殊講義(授業テーマ:三重の歴史と文化) 現代社会理解特殊講義(授業テーマ:三重の産業) |
発展科目 | 現代社会理解特殊講義(三重の地場産業) |
その他 |
・費用負担あり(飲食費 5000円程度) ・受講人数25名 ・履修確定前に面談を実施 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 学外研修、討論、口頭発表 |
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Key Word(s) | Study camp, Oral discussion, Verbal presentation |
学修内容 | 2019年8月28日(水)~30日(金) ○現地学習(2泊3日) 宿泊先:ハマケン水産 1日目:山間部観光地見学(丸山千枚田・旧紀和鉱山跡地) ・移動(津⇒熊野) ・フィールドワーク① (丸山千枚田・紀和鉱山博物館) ・昼食(地元食材を使った料理) ・フィールドワーク② (瀞峡・トロッコ列車) ・講義① 「熊野大花火と観光(仮)」(熊野市観光協会 中平孝之 会長) ・夕食 ・グループワーク(振り返り) 2日目:沿岸部観光地見学(楯ヶ崎・青の洞窟・七里ガ浜) ・朝食 ・フィールドワーク③ (定置網漁・観光遊覧) ・昼食 ・食に関するグループインタビュー(二木島・梶賀・新鹿) ・夕食 ・グループワーク(振り返り) 3日目:成果発表会に向けた準備 ・朝食 ・グループインタビュー(3時間) ・昼食 ・成果発表に向けた取りまとめ(3時間) ・移動(熊野⇒津) 《注意》:現時点での学習内容となり、実際の授業実施に際しては変更の可能性もある。 |
事前・事後学修の内容 | ○事前学習 1回目 5月11日(土) 13:00~17:00 @三重大学 ・オリエンテーション(担当:東・鈴木) ・課題解決の手法を学ぶ講義+グループワーク(山本 裕子) ・ご当地グルメを活用した町おこしとは?(小林 慶太郎) 2回目 6月15日(土) 13:00~17:00 @三重県総合博物館(Miemu) ・ガイダンス(担当:東・鈴木) ・東紀州の生活と食文化に関する博物館見学(Miemu 太田 光俊 学芸員) ・講義「三重県南部の食と歴史」(Miemu 太田 光俊 学芸員) ・グループワーク(池山 敦) ○事後学習 9月9日(月) 13:00~16:00 @三重大学 ・食と観光に関する提案プレゼンテーション ・授業アンケート ・事後レポート |