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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
他高等教育機関との相互開放科目となります。
授業科目名 現代社会理解実践
げんだいしゃかいりかいじっせん
Understanding Modern Society Practicum
授業テーマ 地域発見型インターン
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIMOSS1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期集中

事前学習2回(5/18、6/1)、現地学習2回(6-8月)、事後学習(9/6)

開講時間
開講場所 総合研究棟Ⅱ(メディアホール、第5会議室)、インターンシップ受入れ各団体

担当教員 ○東 大史, 鈴木 幸子, 織田 拓(地域人材教育開発機構), 鬼頭 浩文(四日市大学)

○AZUMA Taishi, SUZUKI Sachiko, ORITA Taku, KITO Hirofumi

azuma.taishi@dhier.mie-u.ac.jp, 059-231-6983

学修の目的と方法

授業の概要 社会においてインターンシップは一般化しており、本学においてもインターンシップ卒業要件化を進めるといった流れに至っている。本科目においては、インターンシップの概念を社会実践活動体験として位置づけ、企業における就業体験のみならず社会貢献体験や地域における実践的活動を包括した形で、社会人としての責任を果たすべき姿を考察する機会を設ける。とくに防災・災害対策を重点的に取扱い、昨今の自然災害リスクに対応できる人材の育成を目指すものである。企業における職業能力のみならず、地域を支えるリーダーとしての資質向上を修得していく。
学修の目的 本科目においては職業人としての基礎能力、文書作成やコミュニケーション能力といったオペレーション人材となるための素養にとどまらず、社会の動向や地域における課題・ニーズを的確に捉え、事業やプロジェクトに落とし込んでいくための中核人材としての企画立案プロセスを体験する内容のインターンシップを計画している。

本科目を修得した学生は、地域課題に対する理解の抽象度を細かく見るようになり、「地域を良くしたい」「社会貢献したい」といった漠然としたものから「自分の住む地域の防災計画を策定したい」「地域福祉事業を提案したい」といった具体的な行動を伴う主体性を発揮するものとする。自らの提言を実現するための提案力や交渉力を実際の社会人とコミュニケーションしながら修得する。
学修の到達目標 本科目の特徴は「体験型」インターンシップにあり、座学での演習に留まらず多くの社会の現場に足を運び、その実態を理解し、それについて深い分析・考察を加え、自らの考えを社会に還元する素養を修得する。演習においては、社会人あるいは学生同士でのグループワーク、プレゼンテーションを実施する。それにより、体験を通じて得た自らの考えを言語化して他者に伝え、また他者の言葉を理解して議論することで、傾聴力を身につける事ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業やインターンシップ先での積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
インターンシップ
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・受講前後において理解度評価方法(ルーブリック)を実施する
・授業改善アンケートを実施する
教科書 なし
参考書 福嶋亮大 『復興文化論 日本的創造の系譜』 青土社
レベッカ・ソルニット 『災害ユートピア なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』 亜紀書房
オフィスアワー 事前に連絡すること
受講要件 実地研修につき、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 ・昼食等は各自で対応すること
・受講人数20名
・履修確定前に面談を実施する

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学外研修、討論、口頭発表
Key Word(s) Study camp, Oral discussion, Verbal presentation
学修内容 ○現地学習(8月21日、22日、26日、27日)
・県内各地の組織(自治体、企業、高齢者福祉施設、NPO、まちづくり団体等)への「見学型」インターンシップを実施し、地域課題に対する視点を養う。(東、鈴木、織田)
・地域防災の観点で、市街地や海沿いの地域など、具体的なロケーションを想定した取組みについて、現地見学および地域の担当者に対するヒアリングを実施する。
・グループワークを実施し、各地域における取組みに対しての考えや提案をまとめて議論する。

※想定:バン2台(定員:20名)を計4回実施。1日あたり2ヶ所(午前1ヶ所、午後1ヶ所)を訪問。
最低2回は参加する事。

<行程表>
【伊勢】8月21日(水)
9:00-10:00 移動(三重大学⇒伊勢市防災センター)
10:00-11:30 講義①:防災センターの取組み
11:30-12:30 ワークショップ
12:40-13:30 昼食(イオンタウン伊勢ララパーク)
13:30-14:00 移動(マスヤグループ本社)
14:00-15:30 講義②:マスヤグループの取組み
15:30-16:30 ワークショップ
16:30-17:30 伊勢⇒三重大学

【津】8月22日(木)
9:00- 9:30 移動(三重大学⇒津市役所)
9:30-11:00 講義①:津市の防災について
11:00-12:00 ワークショップ
12:00-13:00 昼食(津新町付近)
13:00-13:30 移動(百五銀行岩田本店)
13:30-15:00 講義②:百五銀行の取組み
15:00-16:00 ワークショップ
16:00-16:30 津⇒三重大学

【鈴鹿】8月26日(月)
9:00-10:00 移動(三重大学⇒鈴鹿サーキット)
10:00-11:30 講義①:鈴鹿サーキットの取組み
11:30-12:30 ワークショップ
12:30-13:30 昼食(鈴鹿サーキットレストラン)
13:30-14:00 移動(ICDAホールディングス)
14:00-15:30 講義②:ICDAホールディングスの取組み
15:30-16:30 ワークショップ
16:30-17:30 鈴鹿⇒三重大学

【多気】8月27日(火)
9:00-10:00 三重大学⇒多気町役場
10:00-11:30 講義①:多気町の取組み
11:30-12:30 ワークショップ
12:30-13:30 昼食(多気クリスタルタウン)
13:30-15:00 講義②:万協製薬の取組み・見学
15:00-16:00 ワークショップ
16:00-17:00 多気⇒三重大学
事前・事後学修の内容 ○事前学習
【1回目】5月18日(土) 10:00〜17:00 @三重大学
・Jobキャラバン参加
・オリエンテーション(東、鈴木、織田)
【2回目】6月1日(土) 13:00〜17:00 @三重大学
・地域における防災と復興(鬼頭)

○事後学習
9月6日(金) 13:00〜17:00@三重大学
《事後レポート(9月中)》
※Web上でのレポートを実施し、学生毎のデータ(例:チャレンジ力、情報取集能力、等々)を作成する。

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