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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 文化学セミナー(欧米文学)
ぶんかがくせみなー(おうべいぶんがく)
Seminar in Cultural Study (European & American Literature)
単位数 2 単位
受講対象学生 2017年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 専門PBLセミナーB(欧米文学)
せんもんぴーびーえるせみなー びー(おうべいぶんがく)
PBL Seminar B in European and American Literature
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 9, 10時限
開講場所 人文学部専門校舎

担当教員 菅利恵、山本覚、小田敦子、赤岩隆、野田明、田畠健太郎、〇吉野由起

SUGA Rie, YAMAMOTO Satoru, ODA Atsuko, AKAIWA Takashi, NODA Akira, TABATA Kentaro, 〇YOSHINO Yuki

学修の目的と方法

授業の概要 西洋古典から近現代文学に至るヨーロッパおよびアメリカの文学作品を、言語・時代・地域・ジャンルを横断し、文化・社会的背景等を参照しつつ、様々な手法で読む練習を行います。

上記を通して欧米文学・文化の通時的および体系的理解を深め、研究の対象となる作品や、概念、理論、問題意識、研究方法論についての基礎知識を修得します。
学修の目的 言語・時代・地域・ジャンルを横断して欧米文学研究の実践練習を行う。
欧米の文学・文化の通時的および体系的理解を深め、各自の卒論研究を主体的に進める礎を涵養する。
学修の到達目標 言語・時代・地域・ジャンルを横断して欧米文学研究の実践練習を行う。
欧米の文学・文化の通時的および体系的理解を深め、各自の卒論研究を主体的に進める礎を涵養する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への取組み40%、レポート60%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 初回の授業時に説明します。
参考書 授業時に各担当教員が紹介します。
オフィスアワー 月曜5,6限 人文学部吉野研究室
受講要件 このセミナーを履修するにあたっては、2年次前期末までに、文化学必修科目「文学概論A~D」から最低2単位を修得していることが望ましい。
予め履修が望ましい科目 「文学概論A~D」
発展科目 ドイツ文学、フランス文学、イギリス文学、アメリカ文学、その他「文学」「ヨーロッパ」「アメリカ」に関連する諸科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 欧米文学、ギリシア・ラテン文学、ドイツ文学、フランス文学、英語文学、イギリス文学、アメリカ文学
Key Word(s) European and American Literature, Greek and Latin Literature, German Literature, French Literature, English Literature, British Literature, American Literature
学修内容 ※一部変更の可能性もあります。

第1回 イントロダクション(吉野)

第2回 原語で読んで聞いて感じる詩の韻律(1):
古典ギリシア語 ホメロス『イーリアス』冒頭、ラテン語 ホラティウス『カルミナ』第1巻第11歌 ほか(山本)

第3回 原語で読んで聞いて感じる詩の韻律(2):
ドイツ語 ハイネ『歌の本』から Im wunderschönen Monat Mai
フランス語 ヴェルレーヌ『サテュルニアン詩集』から(上田敏訳「落葉」として有名な詩)
英語 R.ブラウニング Pippa Passes から(上田敏訳「春の朝」として有名な詩)(山本)

(第2-3回: 詩の内容の理解と解釈は原語の知識が0でもかなり出来るように解説します。 山本)

第4回 中世ロマンスから小説へ: チョーサー『カンタベリー物語』、セルバンテス『ドン・キホーテ』(吉野)
第5回 小説: スコット『アイヴァンホー』、オースティン『エマ』(吉野)

第6回 演劇(1): G.E.レッシング『ミス・サラ・サンプソン』(菅)
第7回 演劇(2): B.ブレヒト『肝っ玉おっ母とその子どもたち』(菅)

第8回 短篇小説(1): サマセット・モーム「物知り博士」(野田)
第9回 短篇小説(2): アーネスト・ヘミングウェイ「雨の中の猫」(野田)

第10回 SF小説(1): メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』(赤岩)
第11回 SF小説(2): H.G.ウェルズ『透明人間』(赤岩)

第12回 黒人文学(1): ジェームズ・ボールドウィン「サニーのブルース」(田畠)
第13回 黒人文学(2): トニ・モリスン『青い眼が欲しい』(田畠)

第14回 エッセイ(1): エマソン『自然』(小田)
第15回 エッセイ(2): ソロー『ウォールデン-森の生活-』(小田)
事前・事後学修の内容 初回の授業で説明を行う。

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