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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 生物学
せいぶつがく
Biology
授業テーマ 英語で読む鯨類学入門
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIBIOL1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所 未定

担当教員 吉岡 基(生物資源学部)

YOSHIOKA, Motoi

学修の目的と方法

授業の概要 哺乳類の中で,一部の動物たちは海を生活の場所とするようになった.クジラやイルカ(鯨類)はその代表格であり,多くの水族館でも飼育され,マスコミで取り上げられることも多く,興味・関心を持つ者も多い.一方,日本では調査捕鯨やイルカ漁業が国際的な批判を受ける事態にもなっている.本授業では、鯨類の生物学について,単に日本語での講義ではなく,英文の入門書の一部を教材として利用し,それを受講者で輪読(ないしは分担訳)するアクティブラーニングの要素を取り込んだ方式での講義を行う.また,授業終了時の成果物として最終的に一冊の和訳集にまとめあげる.
学修の目的 ヒトをはじめとする陸生哺乳類とは異なった生活をするクジラやイルカという大型海生哺乳類の生物学について,基礎知識を身につける.
生物学に限らない,”クジラ”を取り巻く国際的な問題に対し,自分の意見を言えるための知識を身につける.
今後,研究対象を問わず,自然科学分野を目指す者にあっては,クジラやイルカの入門生物学を学びながら,科学英語がどのようなものかを理解する.
学修の到達目標 鯨類の生物学には,どのような分野があるかを説明できる.
辞書等を用いた科学英語の学習と読解ができる.
「クジラ」を取り巻く社会,国際問題に対し,学んだ生物学的知識をもとに自分の意見が言える.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト30%,期末試験70%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 平成30年度新規開講のため,これまでの授業アンケート結果等の指摘はない.
教科書 講義時に資料を配付し,それをもとに授業を進める.
参考書 Whales; Their Biology and Behavior (P. Hammond et al., Comstock Pub Assoc, 2017)
Encyclopedia of Marine Mammals (3rd edtion) (Academic Press, 2017)
鯨類海産哺乳類学(第三版)(生物研究社,2016)
オフィスアワー 毎週水曜日 12:10-12:50 場所 生物資源学部校舎612室
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 海生哺乳動物学(生物資源学部・海洋生物資源学科・3年次選択科目;平成31年度開講予定)
海生哺乳動物学実習(生物資源学部・海洋生物資源学科・3年次選択科目;平成31年度開講予定)
その他 授業の形態の関係上,受講人数は30名を限度とする.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード クジラ,イルカ,鯨類,海生哺乳類,形態,生態,英語,専門用語
Key Word(s) whales, dolphins, cetaceans, marine mammals, morphology, ecology, English, technical terms
学修内容 第1回:ガイダンス(授業の趣旨,進め方,評価等についての説明),「鯨類学とは?」の概説
第2~15回:
 事前配付した英文テキストの輪読と関連する事項の解説
 配付するテキストのテーマは,①進化,②分類・形態,③分布,④生活史,⑤潜水,⑥摂餌,⑦社会と文化,⑧人間活動との関係など.
第16回:期末試験
事前・事後学修の内容 毎回の講義は,英文テキスト(事前に配付する)の輪読を基本とするため,講義に臨むにあたり,単なる和訳のみならず,英単語の発音,専門用語の和訳を調べるなど,十分な予習が必須である.

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