三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 日本理解特殊講義
にほんりかいとくしゅこうぎ
Lecture Course in Understanding Japan
授業テーマ 三重の歴史と文化
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIJLEC1

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6時限
開講場所 三重大学

担当教員 鈴木幸子(地域人材教育開発機構)、雲井純、竹川裕久、吉田悦之、松月清郎、江崎貴久、山田雄司、太田光俊

SUZUKI, Sachiko

suzuki.sachiko@dhier.mie-u.ac.jp, 059-231-6984

学修の目的と方法

授業の概要 三重県は、2000年の歴史を有する伊勢神宮を中心として、豊かな文化を育み、いまなお、魅力的な地域資源を数多く残す。本授業では、三重県の歴史的事象、文化的特徴、先人の功績、地域資源を活用した観光展開等に注目し、各テーマに精通したゲストスピーカーを迎え、三重県の歴史・文化を学ぶ。具体的には、木綿の一大産地として栄えた伊勢において財を成した伊勢商人や、伊勢の地で世界初の真珠養殖の成功をおさめ海外進出を果たした御木本幸吉などについてその足跡を辿る。また、万葉集にも詠まれているように、三重県は古くから朝廷や伊勢神宮に海の幸を献上する「御食つ国」(みけつくに)の役割を果たしてきた。こうした食文化の成り立ちを学ぶとともに、地域・観光資源としての食や歴史文化等を活用した観光展開、さらには新たな観光のすがたなどを取り上げる。
本講義のねらいは、古代より育まれてきた三重県固有の地域資源が、これまでどのように利用され、豊かな文化を形成してきたのかを考察し、今後どのように持続的に利用していくことで三重県の発展に貢献できるのかを考えるための基礎的な視座を得ることである。授業は、各テーマに精通したゲストスピーカーを迎え講義をしていただくが、より深い学びを得られるよう、事前にグループワークを通じて各テーマについて学習する。
学修の目的 三重県の歴史・文化に関する知見を深めるために、
・三重県の歴史、文化を総合的に理解し、三重県の基礎知識を習得する。
・現在にも通ずる文化の成り立ちや歴史的背景を理解する。
・三重県の魅力を理解するとともに、その礎を築いてきた先人の努力や戦略、困難への向き合い方や克服していく姿などを自分の将来に関連付けて理解する。
学修の到達目標 以下の諸点を到達目標とする。
・ゲストスピーカがから学んだ三重県の歴史的事象や偉人の功績に関して、他者に説明できる。
・グループワークでは、三重県の魅力を分り易くまとめ、他者に伝えることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・学習態度30%、期末レポート70%、計100%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書 必要に応じて参考文献を紹介する。
オフィスアワー 事前に連絡すること
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 三重学(授業テーマ:食と観光実践)、日本理解特殊講義(授業テーマ:医療健康福祉実践)、現代社会理解実践(授業テーマ:地域発見型インターン)、現代社会理解実践(授業テーマ:次世代産業実践)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 三重 歴史 文化
Key Word(s) Mie, history, culture
学修内容 【第1回】  ガイダンス
【第2回】 三重の歴史的変遷と地理的特徴
【第3回】 グループワーク(テーマ:伊勢商人)
【第4回】 伊勢商人と三井高利
【第5回】 グループワーク(テーマ:本居宣長)
【第6回】 文化史的見地から見た近世の伊勢
     (江戸初期以降に注目して)
【第7回】 グループワーク(テーマ:養殖真珠)
【第8回】 世界初の真珠養殖成功と御木本幸吉
【第9回】 グループワーク(テーマ:地域振興とツーリズム)
【第10回】 伊勢志摩の魅力と新たな観光業のすがた
【第11回】 グループワーク(テーマ:忍者)
【第12回】 忍者の歴史と文化
【第13回】 グループワーク(テーマ:三重の食文化)
【第14回】 歴史学から見る三重の「食」
【第15回】 振り返り、期末レポート、授業アンケート  
事前・事後学修の内容 各回の講義テーマに即して、事前に関連する文献・資料等を読んておくこと。
授業後に内容を復習し、特に関心の深いポイントを掘り下げて考えてみること。

Copyright (c) Mie University