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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 計算機ハードウェア | |
けいさんきはーどうぇあ | ||
Computer Hardware | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード |
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | 工学部17番教室 | |
担当教員 | 木村 文隆(非常勤講師) | |
Fumitaka KIMURA |
授業の概要 | 講義の前半では、算術論理演算ユニットや乗除算器の構成と高速化手法とともに,浮動小数点演算の仕組みについて解説する.講義の後半ではCPU(中央処理装置)の基本的な実装手法として,単一クロックサイクル方式のデータパス構成と制御ユニットの論理設計について解説する. |
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学修の目的 | コンピュータハードウェアの構成,設計法の基礎を身に付ける.そのために,四則演算のアルゴリズムを実現するハードウェアの仕組について学び,性能上の要で最も洗練されたハードウェアの1つであるCPU演算部の構成,設計法を習得する.加えて,各命令の実行時間がどのように定まるか,その命令の使用が性能にどのように影響するかなどコンピュータの特性を理解して,高効率,高性能な現代のコンピュータアーキテクチャの基本を理解する. |
学修の到達目標 | 基本的な算術論理演算ユニットと桁上げ先見回路の設計知識を得る. 乗算器および除算器の構成とその動作ならびに,それらの高速化手法に関する知識を得る. 浮動小数点形式について学び,浮動小数点の加減乗除算のアルゴリズムと演算の正確性と丸めについて学ぶ. 基本的な命令セットについて,データパスの基本ユニットと単純なデータパスを構築し,単一クロックサイクル方式による,制御ユニットの設計知識を得る. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 評価は定期試験の点数で行う。最終成績は10点満点として6以上を合格とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 基礎的な事柄を例題を用いてわかりやすく説明する.理解度、演習の達成度を考慮して,講義の内容や進め方を調整する. |
教科書 | コンピュータの構成と設計【上】第5版(パターソン&ヘネシー,日経BP社) |
参考書 | ハードウェア入門(柴山潔,サイエンス社) コンピュータシステムの基礎(宮沢修二他,ITEC),コンピュータアーキテクチャ(馬場敬信,オーム社) |
オフィスアワー | 講義終了後に教室または第2合同棟5階木村教員室にて対応.電子メールによる受け付け可.E-mail:kimura@hi.info.mie-u.ac.jp, be7iwxcx@zm.commufa.jp |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 計算機基礎、論理設計及び演習、計算機アーキテクチャ I |
発展科目 | 計算機アーキテクチャ II |
その他 | 各回の講義を受講するにあたって、予習および復習が必要。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | アドレシング,命令形式,浮動小数点形式,丸め,データパス,ALU,命令デコーダ,制御ユニット |
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Key Word(s) | addressing, instruction format, floating point format, round, data path, ALU, instruction decoder, control unit |
学修内容 | 第1回 基本的な算術論理演算ユニットの設計 第2回 加算の高速化:桁上げの先見 第3回 乗算器の構成とその動作 第4回 乗算の高速化:桁上げ保存回路 第5回 除算器の構成とその動作 第6回 除算の高速化:SRT除算 第7回 浮動小数点形式 第8回 浮動小数点加減乗除算 第9回 演算の正確性と丸め 第10回 基本的な命令セットの実現方式 第11回 データパスの基本ユニット構築 第12回 単純なデータパスの構築 第13回 制御ユニットの設計 第14回 単一クロックサイクル制御方式とパイプライン制御方式 第15回 演習問題 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 3章と4章の演習問題を解いて事後学習すること. |