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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・グローカル資源利用学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | グローカル資源利用学チュートリアル | |
ぐろーかるしげんりようがくちゅーとりある | ||
Glocal Resource Science Tutorial | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-AGRI-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
水曜日 5, 6時限 学外調査が17~18時までかかる場合があるため、4コマ以降は他の授業を入れないこと |
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開講場所 | ||
担当教員 | 関谷信人(准教授) 中島亨(准教授) |
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Nobuhito Sekiya Toru Nakajima |
授業の概要 | この授業では,農林水産業の課題に対して解決策を提示するための方法論を学びます.この授業は,卒業研究の準備科目として位置付けられ,ここで得た知識や技術は3年次に開講される発展科目の社会調査演習で活用されます.前期では主に社会調査法の基礎を学び,生産者を対象とした現地調査を行います.後期には消費者を対象としたアンケート調査を実施し,収集したデータを統計解析し,既往研究と比較しながら調査結果の意味を理解します.また,調査結果の記述方法や口頭発表の方法も学びます.社会科学と自然科学の教員が授業を担当することで,文理融合的な視点で現地調査できるように支援します. |
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学修の目的 | 1.卒業研究で必須となる生産者とのコミュニケーションや社会調査の前準備として,聞き取り調査やアンケート調査の基本事項を理解する. 2.調査地の実情と既往研究で提示されたモデルとの間で同質性や異質性を認識することができる. 3.農林水産業者との何気ない会話から課題解決の糸口を見出せるようになる. 4.記述統計量および基礎的な推測統計量を導出し,その意味を解釈し,論理的な文章で表現できるようになる. 5.現地調査の全体像を効果的に口頭発表できるようになる. |
学修の到達目標 | 1.回答者にとってわかりやすい質問をしたり,調査票を作成することができる. 2-1.Google Scholarなどの文献データベースを駆使して,課題と密接に関係する既往研究を数報程度まで絞り込むことができる. 2-2.既往研究で提示されているモデルを列挙することができる. 3.文献データベースには収録されていない調査地に関する文献や情報を収集できる. 4.「相関係数の検定」や「平均値の差の検定」で導出された有意性について「主語と述語」の関係が明瞭な一文で表現できる. 5.マイクロソフトパワーポイントの作図やアニメーションの機能を駆使して,現地調査の「背景」「材料と方法」「結果」「考察」「結論」「提言」を説明できる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席:20%,授業態度:30%,期末レポート:50% |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 インターンシップ 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | なし |
参考書 | 適宜紹介する |
オフィスアワー | 9:00-17:00(事前にメールで連絡すること) |
受講要件 | 初回から毎回パソコンを持参すること. |
予め履修が望ましい科目 | 農業経済学(同時並行) |
発展科目 | 社会調査演習 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 社会調査基礎,統計解析基礎,グループワーク,討論,報告 |
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Key Word(s) | Basics of social survey, Basics of statistical analysis, Group work, Debate, Reporting |
学修内容 | 【前期】 ・社会調査法の基礎 ・生産者調査における質問事項の検討 ・生産者調査の実施(4~5回) ・消費者調査における調査票の検討 【後期】 ・消費者調査における調査票の作成 ・消費者調査の実施 ・消費者調査にもとづく統計分析 ・報告書の作成 ・分析結果の発表 |
事前・事後学修の内容 | 各回に課される課題を提出する. |