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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次, 2年次
・資源循環学科は「自由科目」として受講可。
・生命化学学科と海洋学科は「その他の科目」として受講可。
選択・必修 選択
地球環境学教育コース推奨科目
授業科目名 自然環境リテラシー学
しぜんかんきょうりてらしーがくStudy of literacy for natural environment
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-ENVS-1

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

前期.夏休み期間中(第1回:8/26〜30 第2回:9/9〜13を予定)に開講.開講時期などは変更の可能性があるので掲示などを確認のこと

開講時間
開講場所 学外で,実習形式で実施.掲示などを確認のこと

担当教員 坂本竜彦・立花義裕・西井和晃・飯島慈裕・万田敦昌・山田二久次・松尾奈緒子(共生環境学科・地球環境学講座)
山本康介(地域拠点サテライト・東紀州サテライト),近藤玲介(皇學館大),大野照文(三重県総合博物館),内田正洋(東京海洋大,神奈川大,横浜市立大),柴田丈広(アルガフォレスト),森田渉(シーカヤックステーション小山ハウス),本橋洋一(サニーコーストカヤック),福田晃久(ウッドペック),植野めぐみ(旅のアトリエ・ちきゅうの道),西井匠(地域資源バンクNIU),野田綾子(Verde大台ツーリズム),伊藤庸司(語らいの里噺野),山本 啓太(Kiaora Paddle)

Tatsuhiko SAKAMOTO, Yoshihiro TACHIBANA, Kazuaki NISHII, Yoshihiro IIJIMA、Atsuyoshi MANDA, Fukuji YAMADA, Naoko MATSUO, Kosuke YAMAMOTO etc.

tats@bio.mie-u.ac.jp, 059-231-9939

学修の目的と方法

授業の概要 ・ 「自然環境リテラシー」とは「豊かな自然環境を総合的に理解する能力」,「自然環境に関する知識、教養を得て、それを活用する能力」,「自然環境が私達に与える影響を理解し、私達が自然環境に与える影響を理解する能力」「三重の自然環境や資源について広い知識を活用して,国内外の訪問者に,魅力の発信,環境を楽しみ,守り,持続的に保護していく,責任のある行動をとれる能力」のことである。
(注)リテラシーとは「読み書きの能力、識字能力、読み解き活用する能力」のことである.
学修の目的
学修の到達目標 ・ 「自然環境リテラシー学」の到達目標は、自然環境リテラシーを身につけた「自然環境リーダー」(三重地方創生ファンタジスタの一つ,とする)となるための理論と実践を体験的に学ぶことである。この目標を達成するために「集中講義+アウトドア実習」を行い,三重の自然環境を体験・体験するとともに,三重県の自然環境に関する広範な知識を習得する.また,三重の自然環境リーダーとして備えるべき実践的資質・能力(教育技能、コミュニケーション技能,サバイバル技能など)の基礎を体感・習得する
・環境ガイド資格認定(日本カヌー連盟のジュニア資格,日本セーフティーカヌーイング協会のBasicなど)を検討中
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート100%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 ・「シーカヤック教書」内田正洋著,海文堂出版,1512円
・「カヌースポーツ基礎―環境教育としてのカヌー 」日本レクレーショナルカヌー協会 (編),海文堂出版,2430円
参考書
オフィスアワー
受講要件 ・全日程参加が前提(一部参加は認めない)
・フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自然環境リテラシー
Key Word(s) Literacy for natural environmen
学修内容 【暫定的スケジュール】

講義+アウトドア実習(4泊5日)(60時間)

 1日目 「自然環境リテラシーとは?」
①全体ガイダンス
②現地講義
「自然環境リテラシー学とは?」 坂本竜彦 三重大・生物資源・教授
「アウトドア文化と自然環境リテラシー」内田正洋(非常勤)
②実習:自然環境観測の方法
 海の装備論(シーカヤック)の基礎・実践,装備確認,パドリング講習

2日目 「気象・海象と自然環境リテラシー」
①講義:
「三重の気象と天気予報」 立花義裕・西井和晃 三重大・生物資源
「三重の海」 万田敦昌・山田二久次,三重大・生物資源
②実習: 実践的リスクマネジメント
「海とリスクマネジメント 」柴田丈広・森田渉・本橋洋一(ゲストスピーカー)緊急対応法・レスキュー実践論

3日目(中日)「山から海まで,アクティビティの日」
・教員+学生+ガイドで班ごとのアクティビティの日
・「三重丸ごと自然体験ネットワーク(三重県)」「南三重モビリティを考える会」
 の協力のもとで,複数のコース (山・川・海コース,受講者数,年度に応じ構成)
  教員:坂本竜彦(責任者)ほか
協力:内田正洋,柴田丈広,本橋洋一,森田渉,福田晃久,植野めぐみ,
    西井 匠,野田綾子,伊藤庸司,梅谷陽子,山本 啓太ほか

 4日目 「地質・地理と自然環境リテラシー」
①講義:自然・資源と人間社会とのかかわり 
「三重の自然と地質と文化」 大野照文 MieMu館長(非常勤)
「三重の自然地理」 飯島慈裕 三重大・生物資源・准教, 近藤玲介 皇學館大・准教授(非常勤)
②実習:
  実践的環境教育実習,実践的海洋観測実習,海況・水質・生物の観察・観測・測定
  デイツーリングによる実践環境教育,海図の見方,目標設定,チームマネジメント

 5日目 「自然環境リテラシーと人間社会」
①講義
「三重の自然生態系」松尾奈緒子三重大・生物資源・講師
②実習:チーム演習,海から見た陸の姿,環境の変化
③閉講式、解散
事前・事後学修の内容

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