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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境システム学教育コース 学部(学士課程) : 4年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 大気海洋循環学 | |
たいきかいようじゅんかんがく | ||
Atmospheric and oceanic circulations | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-ENVS-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
別途指示する. |
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開講場所 | 別途指示する. | |
担当教員 | ◯西井 和晃(共生環境学科), 立花 義裕(共生環境学科), 万田 敦昌(共生環境学科) | |
○NISHII, Kazuaki, TACHIBANA, Yoshihiro, MANDA, Atsuchi |
授業の概要 | 大気と海洋の地球規模の流れ(循環)の実態を把握し,それらがなぜ存在しているのかについて数式に基づいて理解する.これらの循環は,大気の気温や風,そして海洋の水温と海流の分布や変動を決定づけるため,地球生態システムにとって極めて重要である.本講義は受講生が「ローカル気象学」、「グローバル気象学」、「大気海洋科学」」で学習した内容を理解していることを前提とする. |
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学修の目的 | 大気の循環であるハドレー循環、フェレル循環、ブリューワー・ドブソン循環を,また,海洋の循環である風成循環と熱塩循環を理解することを目的とする. |
学修の到達目標 | 大気と海洋の循環を理解するために,大気と海洋の流れを支配する方程式系を学ぶ.そして,大気と海洋の循環の駆動源と,それによる角運動量と熱の輸送について数式に基づき理解することを目標とする. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テスト50%, レポート50% 計100%. (合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | An introduction to dynamic meteorology. 5th ed, James R. Holton, Gregory J. Hakim, Waltham, Mass. ; Oxford : Elsevier Academic Press, c2013, ISBN: 9780123848666 [0123848660] Atmospheric and oceanic fluid dynamics : fundamentals and large-scale circulation Geoffrey K. Vallis.Cambridge : Cambridge University Press, 2006, ISBN: 9780521849692 [0521849691] |
オフィスアワー | 事前に連絡すること |
受講要件 | 「ローカル気象学」,「グローバル気象学」,「大気海洋科学」が履修済みであることを前提として講義を行う. |
予め履修が望ましい科目 | 「ローカル気象学,」「グローバル気象学」,「大気海洋科学」 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ハドレー循環,フェレル循環,ブリューワー・ドブソン循環,風成循環,熱塩循環 |
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Key Word(s) | Hadley cell, Ferrel cell, Brewer-Dobson circulation, Wind driven circulation, thermohaline circulation |
学修内容 | 1. 大気と海洋の地球規模の循環の概観 2. ハドレーレジームとロスビーレジーム 3. ハドレー循環の理論モデル 4. 準地衡方程式 5. 渦位 6. 順圧不安定波 7. 傾圧不安定波 8. 温帯低気圧とフェレル循環 9. 変形オイラー平均 10. エネルギー収支と熱輸送 11. 重力波、傾圧不安定波、ロスビー波による運動量輸送 12. ブリューワー・ドブソン循環 13. 海面応力とエクマン輸送 14. 風成循環と西岸境界流 15. 熱塩循環 |
事前・事後学修の内容 | 参考図書の該当箇所を指示するので復習すること |