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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 解析力学 | |
かいせきりきがく | ||
Analytical Mechanics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード |
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | 工学部20番教室 | |
担当教員 | 松永守(非常勤講師; 元工学研究科教授) | |
MATSUNAGA, Mamoru |
授業の概要 | 解析力学の基本を学ぶ.解析力学の手法は,力学の基礎方程式を現実のいろいろな系に適用する際に強力な武器となる。また,量子力学や統計力学の基本原理の定式化にも不可欠である。具体例を通じてその手法に慣れ親しんでもらいたい。 |
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学修の目的 | 解析力学の基本的事項について学び,それを実際の問題に応用できるようにする。 また,量子力学とのつながりを理解すること。 |
学修の到達目標 | いろいろな力学現象を運動方程式に基づいて,あるいは,エネルギー,運動量,角運動量などの基本概念を使って理解・説明できるようになる。 運動方程式のラグランジュ形式,ハミルトン形式を自由に書き下すことができるようになる。 これらの形式を使うと力学が簡単になることを理解する。 それを通じて,また,量子力学,統計力学などの学習に必要な基本的事項を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業時間中の演習と期末試験の結果を総合して評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 毎回の授業の最初には,その回の内容の理解に必要な予備知識をまとめて示している。できるだけ具体的に説明するよう努めている.授業中の反応だけではなく,演習・試験の出来具合を見ながら,受講生の理解度に即した授業を心がけている |
教科書 | 使用しない。 講義メモを適宜配布する。 |
参考書 | 理・工基礎 解析力学(田辺行人・品田正樹共著,裳華房) よくわかる解析力学(前野昌弘著,東京図書) 解析力学(久保謙一著,裳華房) |
オフィスアワー | 非常勤講師なので,質問などは授業の前後にお願いします。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 基礎物理学Ⅰ,基礎線形代数学I,II,基礎微分積分学I,II,基礎数学演習I,II |
発展科目 | 量子力学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 質点系の力学,Lagrangeの方程式,変分原理,束縛条件,Lagrange未定乗数法,Hamiltonの方程式,Poisson括弧式,基準モード,正準変換,Hamilton-Jacobiの偏微分方程式 |
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Key Word(s) | dynamics of particles, Lagrange equation of motion, variational principle, constraints, Lagrange undetermined multiplier, Hiamilton equation of motion, phase space, Liouville's theorem, Poisson bracket, normal mode, canonical transformation, Hamilton-Jacobi equation |
学修内容 | 第1 回 予備知識の確認,とくに, 質点の運動の基本法則についてのおさらい 第2 回 エネルギー,運動量,角運動量とそれらの保存則 第3 回 非直交座標系での運動方程式 — 極座標の例 第4 回 一般化座標と自由度 第5 回 一般化座標での運動方程式 — Lagrangeの方程式とその例 第6 回 変分原理とラグランジュの方程式の導出 第7 回 回転座標系での運動方程式 第8 回 連成振動と基準モード 第9 回 対称性と保存則 第10 回 Hamiltonの方程式(正準方程式) 第11 回 電磁場中の荷電粒子のラグランジアンとハミルトニアン 第12 回 Poisson括弧 第13 回 Hamiltonの方程式と相空間での運動の特徴 — とくにLiouvilleの定理 第14 回 正準変換 第15 回 Hamilton-Jacobiの偏微分方程式 第16 回 期末定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 講義内容を復習し,指示に従って問題演習に取り組むこと。 |