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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 比較憲法論演習
ひかくけんぽうろんえんしゅう
Comparative Constitutional Law
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-PULA-4

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 内野 広大

UCHINO, Kodai

学修の目的と方法

授業の概要  本演習では、統治機構論の領域における日本国の憲法の現在の姿を、他国(イギリス)の憲法との対話を通じて見定めていく。具体的にはまず、日本語で書かれたイギリス憲法に関する体系書を読み、日本法とイギリス法の対応関係・差異について簡単に確認し、基本的知識を習得したのち、次に、受講者が興味関心を抱いたトピックについて英語で書かれた体系書を翻訳していくことにより、日本法とイギリス法の差異がどうして生じているのかを探究していく。このような検討・考察を、ほかならぬ「あなた」という実存の場を通じて憲法(constitution)が限定され創造されていくということが自覚される一助としたい。
 なお、受講者の希望により、日本法の文献を精読していくことも考えている。
学修の目的  学術的な英文を読解する初歩的な能力を身につけるとともに、日本国の憲法という自己の姿を、他国との比較を通じてより深く見定める。
学修の到達目標 ① イギリス憲法の統治機構論につき概要を知ることができる。
② 比較法の初歩的な方法論を身につけることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 報告100%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 専門知識がなくとも回答できる質問を講義者から発し、みなさんの回答を聞きつつ、理解度を確かめながら講義を進めます。
教科書
参考書
オフィスアワー 毎週火曜日10:30~12:00
受講要件 自己の研究課題に真摯に向き合うこと。
予め履修が望ましい科目 共通教育科目(日本国憲法)・人文学部専門科目(憲法・憲法制度論)
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自己  統治機構  比較法  イギリス
Key Word(s) Self, Constitutional Branches of Government, Comparative Law, British Constitution
学修内容 憲法学に関する修士論文を執筆したい等、最終的には受講者の希望に応じて学習内容を定めることになるが、さしあたり学習内容を例示しておけば以下のとおりである。

第1回 ガイダンス
 報告の仕方・形式を簡単に説明し、報告担当者を決める。また、どの程度英語の読解能力を身につけたいのか等、受講者の希望について聞き取りを行う。

第2回~第5回 イギリス憲法に関する日本語の体系書のうち統治機構論の部分を読解する。

第6回~第15回 イギリス憲法に関する英語の体系書のうち統治機構論の部分を精読する。
事前・事後学修の内容 あなたがなぜそのトピックに興味関心を抱いたのか、自らに問うてください。

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