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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 農地工学演習
のうちこうがくえんしゅう
Seminar on Terrestrial Land and Water Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-AGEN-4

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
開講場所

担当教員 成岡 市(共生環境学専攻)

NARIOKA, Hajime

学修の目的と方法

授業の概要 この授業は「農地工学特論」の演習編である。
「農地工学」すなわち農地土壌の工学的管理技術の開発、劣化土壌の改善、国際技術協力などに関する事項に焦点をあてて、問題発掘と解決法の検討を行う。農業農村地域で生じる課題、とくに土・水・大気の複合した自然環境を主体として、そこに発生した問題・課題・解決策がどのような経緯・手法で実施されたかを解説する。これらの話題をもとにして、受講生の斬新なアイデアを引き出す。大学院の授業であることから、自ら研究する姿勢を育むことも目的としている。
学修の目的 土・水・大気の複合した自然環境に発生した問題・課題・解決策の経緯・手法について理解する。
学修の到達目標 地形・土壌・水・植物・動物・人間活動等を包括する土地資源を「流域」ととらえ、この保全・維持・管理・評価・修復システムの開発およびその利用について「農地工学的な視点」で理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 与えられた課題について明快な説明ができ、質疑に対する的確な回答ができることが必須である。研究報告書(要旨;70%)およびレポート(授業中の質疑応答の内容を整理したもの、30%)を総合的に評価する。具体的な評価方法は授業中に案内する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 シャトルカードの活用、e-mail通信でのやりとりなどによって、up to dateの授業改善を行う。
教科書 特に指定しない(資料は配布する)
参考書 特に指定しない(資料は配布する)
オフィスアワー 随時受け付けている。教員の部屋は、生物資源学部棟3F(313室)。電話番号・メールアドレスは授業開始時に案内する。
受講要件 別な要件は必要ないが、好奇心を沸き立たせることが望まれる。
予め履修が望ましい科目 とくに指定しない
発展科目 とくに指定しない
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 研究思考、考える、「流域」と「保全」の意味と意義、地域と地球の環境問題、保全・保護・開発、マングローブ流域、問題土壌、酸性硫酸塩土壌、内陸性塩害地、東アフリカ、食糧と環境問題、地球環境保全の戦略
Key Word(s) Research,thinking,meaning of conservation and its significance,regional and global environmental issues,"conservation,protection and development",mangrove area, problem soils,acid sulfate soils,salt accumulation in inland,East Africa,food and environmental problems,environmental protection strategies
学修内容 (1) 授業の進め方
(2)「研究」「学術」「研究思考」などについて
(3) 研究手法の探索、開発、マニュアル化
(4) 研究報告(農地工学特論に対応した演習を行う)

などのキーワードで、話題提供ならびに自由論議を行う。
詳細については授業開始時に説明する。
事前・事後学修の内容 ※ 「流域」(地形・土壌・水・植物・動物・人間活動等を包括する土地資源)の保全・維持・管理・評価・修復システムの開発およびその利用について理解を深める。
※ 「農業農村地域で生じる課題、とくに自然環境を主体として、そこに発生した問題・課題・解決策について、自ら問題設定し解決する方法を導く(課題、考察、解決策)」ことが求められる。

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