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| 開講年度 | 2019 年度 | |
|---|---|---|
| 開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
| 受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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| 選択・必修 | ||
| 授業科目名 | 中国語学演習Ⅱ | |
| ちゅうごくごがくえんしゅうⅡ | ||
| Seminar in Chinese Linguistics Ⅱ | ||
| 単位数 | 2 単位 | |
| ナンバリングコード | HU-CLTR4
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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| 開放科目 | 非開放科目 | |
| 開講学期 |
後期 |
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| 開講時間 |
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| 開講場所 | ||
| 担当教員 | 濱田武志(人文学部文化学科) | |
| HAMADA, Takeshi | ||
| 授業の概要 | 漢語系諸語(Sinitic languages。中国語の諸方言の総体)の多様性は古来から認知されてきており、方言を区画する、あるいは、方言を分類するという行為は近代以前から行われてきている。そして、方言区画・分類は、近代的な方言学の重要概念の一つとして確立され、今日の我々が漢語系諸語を捉えるための基本的な枠組みとなった。 本講義は、漢語系諸語の区画・分類について、方言学の論著を読み進めることで、包括的に理解を深める。 |
|---|---|
| 学修の目的 | 漢語系諸語の方言区画・分類について理解を深める。 |
| 学修の到達目標 | 方言学の基礎知識を確認したうえで、漢語系諸語の多様性に対する分析力を養う。 |
| ディプロマ・ポリシー |
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| 成績評価方法と基準 | 担当箇所の発表による。 |
| 授業の方法 | 演習 |
| 授業の特徴 | |
| 授業改善の工夫 | 入手しにくい参考文献について、適宜案内する。 |
| 教科書 | プリントを配布する。 |
| 参考書 | 必要に応じて授業中に紹介する。 |
| オフィスアワー | 月~金の授業・会議時間以外。要事前連絡。 |
| 受講要件 | 中国語の未修者は、先に語学の講義を履修すること。 加えて、音韻学の基礎を修めていることが望ましい。 |
| 予め履修が望ましい科目 | 中国語学演習A、中国語学演習B |
| 発展科目 | |
| その他 |
| MoodleのコースURL |
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| キーワード | 漢語系諸語、方言学、中国音韻学、方言区画・分類 |
|---|---|
| Key Word(s) | Sinitic languages, dialectology, Chinese historical phonology, dialect classification |
| 学修内容 | ① ガイダンス ②~⑤ 方言学の基本概念の確認 ⑥~⑧ 方法論 ⑨~⑭ 事例 ⑮ まとめ 授業後半は、方言学の論著(授業中に選定)を演習形式で読み進めていく。 発表担当者は、担当箇所の内容をまとめたうえで、関連する研究を適宜引用・紹介する。単なる要約にとどまらずに、関連する先行研究を参照しつつ、補足・批判を行うこととする。 |
| 事前・事後学修の内容 | 議論を正確に理解するには、ただ単に自分の担当箇所のみを読みこむよりも、全体に目を通したり、自力で論文を渉猟したりと、遠回りに見える方法の方がかえって近道である。積極的な予習を推奨する。 |