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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 西洋史A | |
せいようしえい | ||
Western History A | ||
授業テーマ | 西洋中世史概説 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | LIWHIS1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 上柿 智生(非常勤講師) | |
UEGAKI, Tomoo |
授業の概要 | 中世のヨーロッパ(カトリック世界および正教世界)で生じた歴史的諸事象を学ぶことを通して、中世ヨーロッパの歴史の流れと文化の形を把握する。 |
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学修の目的 | 中世のヨーロッパというと、社会が現代と異なった原理で動いていたり、人々のものの感じ方や考え方も独特であったりと、現代の私たちの視点からすると「異質」な面が目立つが、およそ紀元後5世紀から15世紀の一千年の間に現代に至るヨーロッパ世界や近代西洋文明の原型が徐々に形作られていった時代でもあった。中世ヨーロッパの政治・社会・文化をその長期にわたる歴史的展開をとらえつつ学ぶことを通して、日頃何気なく受け入れている現代の制度や考え方が生じた経緯と背景をたどり、またはるか昔の異質な中世の視点を借りて現代文明の諸特徴を立体的に認識できるようにする。さらにそれによって私たちが今生きる世界のあり方についてより多角的に検討し意見を持てるようになることを目指す。 |
学修の到達目標 | ヨーロッパの中世における各時代の大まかな特徴とその移り変わりについて説明できる。 中世のヨーロッパで生じた歴史的諸事象の基本的なものについてその内容を説明できる。 上記の事象につき、それが生じた原因と、後の時代に及ぼした影響を説明できる。 中世ヨーロッパの社会の構造とそこに生きた人々のものの考え方・感じ方について、現代や日本との相違点を指摘できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 平常点(課題)40%、期末レポート60%、計100%(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 受講者がヨーロッパ史に関して受講時点で有している知識に配慮しつつ授業を進めていきたい。 |
教科書 | 服部良久・南川高志・山辺規子編『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』(ミネルヴァ書房、2006年) |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
オフィスアワー | 毎回の授業の後(長い時間になる場合は要予約) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
高校世界史の基本的な知識を持っていることが望ましい。 そうでない場合には、より入念な予習が求められる。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ヨーロッパ、中世 |
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Key Word(s) | Europe, Middle Ages |
学修内容 | 第1回 イントロダクションː中世とは何か 第2回 メロヴィング朝: 古代末期からポスト・ローマ世界へ 第3回 カロリング朝と普遍帝国理念 第4回 中世ヨーロッパにおける封建領主制の展開 第5回 分権的政治秩序における紛争と和解 第6回 教皇庁の発展とカトリック世界の成熟: 首位権論争と叙任権闘争を通して 第7回 修道制・騎士団とカトリック世界の「辺境」 第8回 中世都市の発展と托鉢修道会 第9回 大学の誕生とスコラ学の経済思想 第10回 中世における「異端」 第11回 新しい政治秩序: 領域国家と広域的アイデンティティの萌芽 第12回 東西キリスト教世界の衝突と共生: 南ギリシア地域を例に 第13回 中世ヨーロッパの女性と「恋愛」の誕生 第14回 中世末期の危機と死のイメージ 第15回 ルネサンスと中世の終焉? |
事前・事後学修の内容 | 予習ː 教科書を中心とした文献につき、毎回指定された部分を読んで背景知識にふれておくこと。 復習ː 講義内容を見直し、講義に関連して適宜出されるミニ課題に答えること。 |