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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・全教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 地球環境学、農業土木学教育コース推奨科目 |
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授業科目名 | 水環境工学 | |
みずかんきょうこうがく | ||
Engineering of sewerage treatment | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-AGEN-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 近藤 雅秋(生物資源学部共生環境学科) | |
KONDO, Masaaki |
授業の概要 | 水質に関する基礎的事項を幅広く理解することを目標とする。 |
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学修の目的 | 栄養塩の循環システム、富栄養化の発生システム、公害を含む水質関係の歴史的経緯や水質現状、ならびに水質解析モデルの作成と解法について知り、理解できるようになることを目的とする。 |
学修の到達目標 | 水質に関する専門用語をはじめとして広く基礎的事項を理解し、近年の諸状況を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート(20%)、定期試験(80%)で評価し、これらの合計点の60%以上を合格とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 資料配布やpowerpointなど説明の可視化に工夫して理解の促進に努める。理解確認のためにレポート提出が必要となる。Moodleでは、授業で配布したプリントのほかにも、授業関連のインターネットサイトを紹介したり、追加の参考資料の配布している。 |
教科書 | 教科書:プリントを配布します。有田ら:生物圏の環境(東京電機大学出版局)。 |
参考書 | 参考書:武田:水と水質環境の基礎知識(オーム社)、有田:水圏の環境:(東京電機大学出版局)、宇野渡部:環境生態工学(コロナ社)など |
オフィスアワー | 12:00~13:00、321室 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 応用水文学 |
発展科目 | 卒業研究、貯水構造学、水計画学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 水質、作物との関係、河川、湖沼、富栄養化、農地林地、水質調査測定、農業用水、自然、家畜、解析 |
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Key Word(s) | water quality, relationship between w.q. and crop, rivers, lakes and reservoirs, eutrophication, farmland and forestland, water survey, water for agriculture, nature, livestock, analysis |
学修内容 | 1.ガイダンス:講義概要、アンケート、水域分類、レポート課題 2.水質の法令と現状:歴史的経緯(環境基本法、水質汚濁防止法、湖沼水質保全特措法など)、水質基準(農業用水基準、水稲条件など)、現状(基準達成率、県内例など) 3.関連法令:環境基本法、環境影響評価法、生物多様性基本法、種の保存法、外来生物法、生物多様性条約 4.水域の汚濁:汚濁の発生(用水排水、点源面源、原単位、発生排出流達)、汚染汚濁の名称と成分、有機態・無機態、懸濁態・溶存態 5.水質指標:溶存酸素、窒素、BODの関連事象、測定方法 6.数学や計算の基礎 7.入出力モデル(1):用語、基礎式と解 8.Vollenweiderモデル:栄養状態判定、リン濃度予測式、他濃度推定 9.入出力モデル(2):基礎式と解、エクセル求解 10.水質生態系モデル:低次段階、パターン、簡易例の解析 11.入出力モデル(3):用語、基礎式と解 12.流水と反応のモデル:点原負荷、基礎式と解 13.Streeter-Phelpsモデル:古典式、修正式 14.瀬戸内海モデル:基礎式、諸解法 15.定期試験 16.返却解説、総括、アンケート |
事前・事後学修の内容 | (予習)教科書参考書などで関連内容を熟読しておく。 (復習)配布プリントの内容を熟読し、参考図書などを利用し、理解しやすいように整理する。演習問題を解き、レポート課題にも取り組む。これらにノートを活用する。 |