三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次
この科目は共生環境学科Cクラスの学生を主に対象としております.他学科の学生の受講も可能です.再受講生につきましては,本授業か,あるいは開講日の異なるDクラス向けの授業のいずれかを選択することができます.
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 環境情報学(Cクラス)
かんきょうじょうほうがく
Evironmenral Information Science
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-AGEN-1

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 9, 10時限
開講場所 教養教育棟1号館 4階 情報教育室401号室

担当教員 森尾 吉成(生物資源学部)

MORIO, Yoshinari

学修の目的と方法

授業の概要 本授業は,社会で求められる力である,情報を積極的に,効率的に,正確に「収集・整理・分析」し,学術的に,正確に,分かりやすく,魅力的に「表現」するスキルを身につけさせるために,前期の「情報科学基礎」科目の内容をさらに発展させて講義を行う.
学修の目的 次の8+2の合計10種類の重要なスキルを向上させることができる.

8つの基本的な情報処理能力
Skill1: ワープロソフトを使ったレポート作成能力
Skill2: 表計算ソフトを使った数値計算や,図表作成,データ収集整理能力
Skill3: 情報の収集・検索・整理・図解と文章表現能力
Skill4: プレゼンテーション能力
Skill5: オンラインサービスを使ったコミュニケーション能力
Skill6: マルチメディア処理能力
Skill7: 倫理,情報とセキュリティ
Skill8: プログラミング

2つのヒューマンスキル
Skill9: メタ認知力と段取り力(タイムマネージメント,仕事完遂力)
Skill10: あいさつ・反応力・愛嬌力・愛情とコミュニケーション力
学修の到達目標 1)与えられた課題の意味を理解し,指定された条件を満たす結果を出すことが重要であると意識できるようになる.
2)指示された書式を持つ文書をスマートに作成するために必要なワープロスキルの基本を身につけることができる.
3)与えられた課題を通して,必要な情報を自ら探索し,情報を読解・整理・分析することを日々意識することが重要であると気づくようになる.
4)与えられた課題に対して取り組んだ成果を相手に理解してもらうためには,図解を利用しながら相手に理解してもらうためのプレゼンテーションスキルをさらに向上させる必要があると気づくようになる.
5)与えられた課題を通して,指示された数値計算処理をするためには,表計算スキルをさらに向上させる必要があると気づくようになる.
6)オンラインサービスを効果的に利用できるようになる.
7)HTML言語を使って,簡単なWEBページが作成できるようになり,WEB上で情報を魅力的に伝えるためのページデザインについて意識できるようになる.
8)R言語やVBAマクロを使って,簡単なプログラムを組める.
9)マルチメディアの素材を活用することができる.
10)ファイル共有ソフト,個人情報,知的財産など情報倫理や情報セキュリティに関する知識を深めることができる.
11)復習だけではなく,予習を意識するようになる.
12)コミュニケーション能力の中で最も重要なあいさつ・反応力・愛嬌力を向上させることができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
環境情報システム学プログラム(JABEE)(環境情報システム工学講座)の学習・教育目標の(B-5), (D-1), (D-6), (E-9), (E-15), (E-16), (F-1), (F-4), (G-2)に対応している。
農業土木プログラム(JABEE)の学習・教育目標の(C)に対応している.
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 4回以上欠席した場合,再受講とする.
評価は,課題70%,期末30%の合計100%で評点を計算する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
eポートフォリオを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 予習中心の学習行動による動機付けを促す環境作りを行う.
毎時間アンケートを用いて習熟度をチェックし,サポートおよび授業改善等を行う.
教科書 資料を配布します.
参考書 ・久恒啓一,「図で考える人は仕事ができる 実践編」,日本経済新聞社,ISBN978-4-532-31073-3
・Garr Reynolds,「プレゼンテーションZEN」,ピアソン,ISBN978-4-86401-087-0
オフィスアワー 毎週月曜日 12:00~13:00
場所 415号室
受講要件 第1回目の授業から,毎回ノートパソコンを持参すること.
予め履修が望ましい科目 情報科学基礎
発展科目 卒業研究
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 情報整理,情報発信,データ処理,レポート作成,コミュニケーション,ヒューマンスキル
Key Word(s) Information organization, data processing, report writing, communication, human skills.
学修内容 1.(授業導入)情報を整理するプロセスおよび基礎能力を説明する.
2.(情報整理)キーワード抽出トレーニング(キーワード抽出,抽出理由)を行う.
3.(コミュニケーション)抽出キーワードを用いた図解を行う.問題の体系化.
4.(コミュニケーション)図解を用いたプレゼンテーション,PowerPoint.
5.(レポート作成)報告書作成プロセスの説明.冊子製作のためのWordの活用.
6.(レポート作成)プレゼン内容を文章にし,原稿も含めた報告書冊子を作成する.
7.(コミュニケーション)コミュニケーション力について解説する.
8.(情報共有)情報を共有する方法および共有する意義,ネットワークの活用および情報発信の方法,情報倫理について解説する.
9.(クラウドサービス)クラウドサービスを使ってみる.
10.(データ処理)データ処理を行う手段,方法,取り組み方,データ処理のためのExcelの活用事例について解説する.
11.(データ処理)マルチメディア情報の活用方法について説明する.
12.(プログラミング)ExcelのVBAマクロ,R言語の基本を学ぶ.
13.(ヒューマンスキル)問題を解決するために必要な能力について解説する.
14.(ヒューマンスキル)問題解決に必要な基礎能力を鍛える方法について解説する.
15.(プログラミング)HTML言語の基本を学ぶ
事前・事後学修の内容 毎週の課題として,プレゼンテーション課題,予習復習の成果を報告するメタ認知課題,習熟度テストのための復習が出される.

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