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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農林生物学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
森林科学プロ指定科目
授業科目名 土壌学実験
どじょうがくじっけん
Laboratory lecture of Soil Science
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BO-GEOS-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6, 7時限
開講場所

担当教員 水野隆文、石川知明、堤 大三

Mizuno Takafumi, Ishikawa Tomoaki, Tsutsumi Daizo

学修の目的と方法

授業の概要 土壌学で学んだ土壌の化学性、物理性、生物性に関する事項を実際に試験・体験するとともに、水田を模した還元土壌がもたらす植物の必須栄養元素量の増大について測定を行う(水野)。
さらに森林土壌についての調査方法, 土砂災害と土壌に関する基礎レクチャーについて石川,堤が担当する.
学修の目的 水田や畑で農作物を得るためには、植物栽培に必要な量の栄養素が過不足無く土壌に含まれている必要がある。その判断(土壌診断)を行うための基礎的な技術についての知見を得るほか、農地に植物の栄養をもたらす森林の土壌についてしるうえでの技術を身につけられる。これらの知識は農業試験場などで普遍的に用いられているものである。
学修の到達目標 土壌診断ができるための様々な知識を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 各教員に提出するレポートで評価する。
授業の方法

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 水野の実験については,実験テキストを配布する.
参考書 日本土壌肥料学会監修 土壌標準分析・測定法(博友社)
土壌環境基礎調査における土壌,水質および作物体分析法 (農林水産省)
オフィスアワー 毎週月曜日12:30〜13:00 742号室にて(在室時)
受講要件 土壌学を履修済みであること。また実験の欠席は基本認めないが,諸事情に応じる.
予め履修が望ましい科目 土壌学、無機化学、植物栄養学
発展科目
その他 樹木医補の必修科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 植物栄養学、土壌学、土壌診断
Key Word(s) Plant Nutrition, Soil Science, soil diagnostics
学修内容 第1回:演習林における森林土壌の観察(担当:石川)
第2回:湛水土壌の仕込み(担当:水野)
第3回:各成分の抽出バッファーの作成(担当:水野)
第4回:湛水土壌からの成分(NH4+、Mn2+, Fe2+ )の抽出(担当:水野)
第5回:湛水による土色の変化観察と酸化還元電位の測定②(担当:水野)
第6回:比色分析 1.10-フェナントロリンによるFe2+の定量(担当:水野)
第7回:蒸気蒸留法によるNH4+の定量(担当:水野)
第8回:原子吸光光度計によるMn2+ の濃度測定(担当:水野)
第9回:土壌pH(H20, KCl)の測定(担当:水野)
第10回:トリオーグ法による有効態リン酸の定量(担当:水野)
第11回:植物の湿式分解と窒素量の定量(担当:水野)
第12回:植物のリン測定(担当:水野)
第13回:土壌水分量の測定
第14回:土砂災害と土壌(担当:堤)
第15回:予備日

なお,石川および堤の担当については,演習林における両教員担当の演習時に行うものとする.
事前・事後学修の内容

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