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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学部看護学科 ・その他
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 統合実習Ⅱ(母性看護・助産学領域)
とうごうじっしゅう に(ぼせいかんご・じょさんがくりょういき)
Clinical Practice in Integrated Nursing Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
MD-NOTH-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期後半

開講時間
実習期間:2019年7月8日~7月19日 助産師課程学生は、助産学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ終了後に実習する。
開講場所 担当教員の指示による

担当教員 大林陽子(医学部看護学科)、新小田春美(医学部看護学科)、近藤桃子(医学部看護学科)、加藤千洋(医学部看護学科)

OBAYASHI Yoko, SHINKODA Harumi, KONDO Momoko, KATO Chihiro

学修の目的と方法

授業の概要 組織における看護職の役割を理解するとともに、多職種のチーム医療の重要性や保健・医療・福祉チームとの協働・連携から、患者のQOLを援助する基本的能力を養う。
学修の目的 1.多職種との連携をとおし、対象のQOL向上のために看護師が組織内で果たすべき役割について理解し、その実践力を養う。
2.妊産褥婦とその家族の顕在的・潜在的ニーズを把握し、対象自らが社会資源を有効に活用しながら健康レベル及びQOLを向上する看護の活動と役割を学ぶ。
3.複数の対象の全体像を把握し、入院時から退院後までを一連の流れで理解できる。その中で個別性・継続性・優先順位を考慮した看護展開を行い、多職種と連携しながら看護計画を実践する。
学修の到達目標 1.母性の特殊性・個別性に応じた看護ケアを展開する能力を身につける。
2.経過に応じた妊産婦の診断と看護技術を習得し、ケアを実施できる。
3.緊急時の臨床現場の対応や社会医学的ハイリスク事例における他職種との連携を学ぶ。
4.低出生体重児のケアの見学をとおして、成熟児との胎外生活適応課題の相違や看護の特徴を理解できる。また、母子分離状態にあるNICU入院児の状況を理解し、妊娠中のケア課題について考察できる。
5.対象者をとりまく医療チームの構成と役割を知り、チームの一員としての看護の役割と責任を理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実習の内容、記録、レポート、態度について総合的に評価する。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生による授業評価、学生との面談をもとに教授・指導方法を検討し、改善する。
教科書 担当教員の指示による
参考書 担当教員の指示による
オフィスアワー 担当教員が設定する
受講要件 3年次までの必修科目の単位をすべて修得していること。
予め履修が望ましい科目 3年次までのすべての必修科目。
発展科目 卒業研究(卒論)
その他 主体的・能動的に実習に臨んでください。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 母性看護、助産ケア
Key Word(s) Maternity nursing、Midwifery
学修内容 1.ハイリスク事例の看護過程展開:三重大学医学部附属病院 母性棟(5~6日)
 妊娠~産褥経過の看護過程を展開し、ケアを実践、保健指導を行う。
 *受け持ち事例(帝王切開分娩産婦・褥婦、切迫早産妊婦など)は、病棟実習指導者と相談し、決定する。
2.NICU入院児の看護過程展開:三重大学医学部附属病院 NICU(1日)
 NICU入院児の看護を学び、ケアの一部に参加する。
 児の状態把握、看護をとおして、妊娠~産褥・育児期の母親への関わりを考察する。
3.複数患者受け持ち:三重大学医学部附属病院 母性棟(1日)
 スタッフの指導のもと、複数の患者を受け持ち、看護を実践する。
4.看護管理:三重大学医学部附属病院 母性棟(1日)
 病棟師長または副師長の病棟管理を学ぶ。

※詳細は実習要項を参照。
事前・事後学修の内容

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