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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・保健体育
科目名 体育実技
たいいくじつぎ
Physical Education and Exercise
受講対象学生 教育学部, A 類, C 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~70 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 柔道
じゅうどう
Judo
単位数 1 単位
ナンバリングコード
ED-HPED-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所 教室、柔道場

担当教員 佐藤 武尊(教育学部非常勤講師)

SATO,Takeru

学修の目的と方法

授業の概要 柔道の基本動作と武道のこころについて学ぶ。また、それらに付随する傷害などの知識についても理解を深める。
学修の目的 ① 日本文化としての柔道を正しく理解して行動できるようになる。
② 基本的な技術を習得し、攻防および乱取を行い、その合理性を体得する。
③ 柔道を通じて体力を養い、他のスポーツにも応用できるバランス感覚や巧緻性なども習得する。
学修の到達目標 ① 柔道の特性および柔道に附随する傷害、事故発生時の対処法を説明することができる。
② 自らの体力について知り、個々の能力を十二分に発揮することができる。
③ 柔道の基本的な技術を習得し、その説明をすることができる。
④ 技の理合いを体得し、安全で楽しい柔道の攻防(乱取)を行うことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 【成績評価の方法】    
授業中に配布された資料および授業中に行った説明に関する理解度を測るための筆記試験と実技試験を平均し、その平均値に授業への参加状況を含む積極的に取り組む姿勢を加味した点数で評価する。
柔道の攻防(乱取)における勝ち負けなどの相対的な成績評価は行わない。      
【成績評価の基準】
1.筆記試験では、柔道の特性および柔道に附随する傷害、事故発生時の対処法などの理解力の評価を行う。
2.実技試験では、柔道の基本動作および技術についての評価を行う。
3.授業中の姿勢については、柔道の特性を理解したうえで、①安全かつ真剣に取り組んでいるか、②相手を思いやり仲間と協力しながら取り組んでいるか、などを中心に評価を行う。
授業の方法 講義 実技

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし
参考書 ※必ず必要ということではなく、参考程度に持っていてもよい書籍             
・柔道への道 (マザーツール社)
・競技柔道の国際化 (不昧堂)
・柔道上達ブック (成美堂)
・柔道の安全指導 (全日本柔道連盟)
オフィスアワー 保健体育講座 加納岳拓
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 不謹慎な頭髪、装飾品の着用、タトゥーおよび刺青、不衛生な柔道衣の使用など、武道を学ぶ立場として適切でないと判断した場合は、受講を認めない。また、怪我が発生することのないよう真剣に取り組むこと。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 柔道、柔道に付随する傷害
Key Word(s) JUDO,Injury in JUDO
学修内容 1)【オリエンテーション】
柔道の特性についての説明を行う。また、実技実施時の注意点などの確認。グループ分けなどを行う。
場所:教室
2)【屋内体力測定】
一般的な体力測定を行い、各自の体力レベルの再確認を行う。
場所:柔道場
3)【柔道に附随する傷害】
柔道に附随する傷害および事故発生時の対処法についての説明を行う。 
これまでの内容のまとめ(小テスト)を行う。
場所:教室
※これ以後は14回目まで柔道場で行う。
4)【基本動作1】
柔道衣の着方、礼法、柔道独自のウォーミングアップ方法、受身などの説明を行う。
5)【基本動作2】
受身、組み方などの説明を行う。
6)【基本動作3】
体捌き、崩しなどの説明を行う。
7)【基本の技の説明1】
柔道投技の「膝車」、「大外刈」の説明を行う。
8)【基本の技の説明2】
柔道投技の「大内刈」、「体落」の説明を行う。
9)【基本の技の説明3】
柔道投技の「釣込腰」、「背負投」の説明を行う。
10)【動きの中で技を掛ける】 
これまでに習得してきた技について、動きの中で技を掛ける際の施し方の説明をする。
11)【技の連絡変化】
これまでに習得してきた技を用いて、技の連絡変化をする際の施し方の説明をする。
12)~14)【基本の技を使った乱取】
これまでに習得してきた投技および技の連絡変化を用いて、安全な乱取を行う。 
15)【武道の礼と柔道の礼法】
武道の礼と柔道の礼法についての説明を行う。その後、小テスト。
場所:教室
事前・事後学修の内容 授業中に配布された資料などについての事前学習および事後学習を行う。

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