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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)電気電子工学専攻
領域 主領域 : C
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 通信システム特論I
つうしんしすてむとくろんI
Communications Systems I
単位数 2 単位
ナンバリングコード

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所 工学部11番教室

担当教員 ○眞田 耕輔 (工学研究科, 電気電子工学専攻), 森 香津夫 (工学研究科, 電気電子工学専攻)

○SANADA, Kosuke, MORI, Kazuo

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では, 無線通信ネットワークシステムの解析手法について講義する. そして, その解析結果を用いた制御への応用について紹介する. 講義の内容は最新の研究成果に基づくものであるが, その導入部分から丁寧に解説を進めていく.
学修の目的 システムが複雑化していく現在, システムを厳密に解析することは事実上不可能である. しかし, 一度システムのを解析することができれば, システムを直感的に把握でき, 効率的な設計に結びつけることができる. 本講義では, 自律分散型の無線通信システムネットワークを対象として, システムの解析の利便性, 重要性, そして, その困難性を理解したうえで, システム解析における基本的な考え方を身につける.
学修の到達目標 本講義では、講義終了時に以下の知識・スキルを身につけることを目標にする.
1. 既存の無線通信ネットワークシステムがどのように構築されているのかを基礎知識として理解すること.
2. 計算機による数値計算技術を身につけるすること.
3. レポート作成および添削により, 論理的文章作成能力を身につけること.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 複数回のレポートで評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 講義中, 適宜資料を配布する。
参考書
オフィスアワー 毎週火曜日13:00~15:00, 場所:電子情報棟4階1422号室, 連絡方法:電子メール k.sanada@elec.mie-u.ac.jp
オフィスアワーを利用する際は、事前にメールなどで連絡すること.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード Wireless Local Area Networks (WLAN),無線マルチホップネットワーク, IEEE 802.11 DCF, スループット解析, 数値計算, 待ち行列理論
Key Word(s) Wireless Local Area Networks (WLAN), IEEE 802.11 DCF,
学修内容 第1回: 講義の進め方と無線通信ネットワークについて
第2回: 無線LANと IEEE 802.11 DCFの動作1
第3回 : 無線LANと IEEE 802.11 DCFの動作2
第4回 : IEEE 802.11 DCFの無線理論解析モデル1
第5回 : IEEE 802.11 DCFの理論解析モデル2
第6回 : IEEE 802.11 DCFの理論解析モデル3
第7回: 代数方程式の数値的解法: Netwon法1
第8回: 代数方程式の数値的解法: Netwon法2
第9回: 待ち行列理論を用いた解析手法1
第10回: 待ち行列理論を用いた解析手法2
第11回: 無線全二重通信技術とそのMACプロトコル
第12回: 無線全二重通信を用いたWLANにおけるスループット解析1
第13回: 無線全二重通信を用いたWLANにおけるスループット解析2
第14回: 無線マルチホップネットワークにおける理論解析1
第15回: 無線マルチホップネットワークにおける理論解析2
事前・事後学修の内容 本講義では, 複数回のレポート課題を予定しており, いずれも
(1)自分で手を動かして実際に解析式を導出し,
(2)導出された解析式をC言語やmatlab等を用いてプログラムを作成して数値計算を行うことにより, 実際に値を導出する
ことを課題とする.

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