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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 地域環境論B | |
ちいきかんきょうろん | ||
Regional Geography B | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 地域環境論B | |
ちいきかんきょうろん | ||
Regional Geography B | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 地域環境論B | |
ちいきかんきょうろん | ||
Regional Geography B | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-CLTR2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 渡辺 康代(非常勤講師) | |
Watanabe,Yasuyo |
授業の概要 | 遺存する過去からの町の仕組みや町人の日常の暮らしを、現在の町の様子から浮かび上がらせるための2通りの抽出方法を示す。 ひとつは、祀られてきた諸社の勧請・再勧請の時期とその場所を確認することである。町に複数の鎮守社が存在する場合、町場としての開発の先行地区と後発地区とを判断する際のひとつの指標となる。 もうひとつは、祭礼内容の変遷を検討することである。 本講義では主に、三重県と栃木県の旧城下町に伝承されている祭礼の比較を通して、近世日本における祭礼内容とその地域による違い・共通点を発見していく。 |
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学修の目的 | 日本各地に受け継がれているその祭礼内容はもとより、変化しにくいと思われる鎮守社やその所在地さえ変化している。 祭礼内容は住民の娯楽であると同時に、地域のかつての生業や生活の記憶を継承する役割を担っていることを理解する。 |
学修の到達目標 | 鎮守社の位置とその変化、祭礼内容とその変化を物差しにして、全国各地に受け継がれてきた貴重な伝統祭礼を分析し、その特徴をとらえることができる。 地域に内在する文化に改めて気づき、地域に対する誇りや、可能性を見出すことができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 試験を実施せず、レポートで評価します。授業内課題(20%)、レポート(60%)、授業の取り組み姿勢(20%)を総合的に評価します。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
地域理解・地域交流の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 小口千明・清水克志編『生活文化の地理学』、古今書院、2019年。 適宜プリントを配布します。 |
参考書 | 本多健一『京都の神社と祭り―千年都市における歴史と空間―』中公新書、2015年。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談があれば、授業終了後に尋ねてください。 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 歴史環境 歴史地理学 生産・生業 祭礼 |
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Key Word(s) | Historic environment, Historical Geography, Production and occupations, Traditional festivals |
学修内容 | 第1回 授業ガイダンス 第2~3回 島ヶ原観菩提寺における「節句之頭」 第4回 伊賀国上野天神祭と城下町構造の変化 第5回 中近世移行期における上野城下町の構造 第6回 中近世移行期における上野城下町の祭礼 第7~8回 近世江戸と津城下町における祭りの変遷 第9~10回 近世における上野城下町町人による祭礼 第11回 下野国烏山城下町における祭礼内容とその担い手の変化 第12回 中近世移行期における祭礼内容と担い手 第13回 17世紀中後期における祭礼内容と担い手 第14回 17世紀後期以降における祭礼内容と担い手 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 祭礼をはじめとする地域の伝統的な文化は、時代ごとの人びとのさまざまな価値観の変化を経て、取捨選択されてきた結果である。その祭礼内容が選択された理由、以前の祭礼内容等、ふるさとの祭礼行事に関心を持ち、そこから地域のかつての生業・生活の記憶を発見・再発見してほしい。 |