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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養基盤科目・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次
医学部(1年), 生物資源学部(教職),工学部(2年生)
授業科目名 化学実験
かがくじっけん
Chemistry Laboratory
単位数 1 単位
ナンバリングコード
LICHEM1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
分野
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6, 7時限
実験により8限目まで行う場合がある
開講場所 教養教育校舎1号館西(生協食堂側)実験棟の化学実験室(1階)

担当教員 ○田丸 浩(生物資源学部), 福﨑 智司(生物資源学部)

○TAMARU, Yutaka, FUKUZAKI, Satoshi

学修の目的と方法

授業の概要 無機化学、有機化学、物理化学、分析化学に関連する基礎的実験
学修の目的 化学実験における基礎的な操作法・技術を修得する。
実験と理論とを結びつけて理解することができる。
それらを総じて、近代科学の基盤である「科学的方法」について意識する。
学修の到達目標 ・化学実験の様々な基本的操作を安全かつ合理的に行うことができる。
・実験の目的、方法、結果、その解釈を整合的・有機的に理解することができる。
・それらの内容を、一般的形式に則って簡潔かつ適切・適正にレポートとしてまとめることができる。
・実験廃液の適切な分類や廃棄など、実験後の処理を事前に意識し、適切に行うことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

化学実験の受講や実験レポートの作成は、今後の卒業研究や企業等での研究成果の発表の“ひな型”となる。研究不正が社会で問題となっていることも踏まえ、「倫理観」と「社会人としての態度」を本実験の教育目標に挙げる。

成績評価方法と基準 原則として全回出席を前提とし、レポート100%で評価する。
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 基本的な実験操作に習熟できるよう指導する。
教科書 「これならわかる化学実験 第二版」(三共出版)
参考書 科学における実験の意味・意義について、次の書物が参考になる。
中谷宇吉郎 著 「科学の方法」 (岩波新書)
(ただし, 本実験では直接取り上げない。)
オフィスアワー 木曜日12:10~12:50、いずれかの担当教員の研究室(生物資源学部校舎)
受講要件 学生教育研究災害傷害保険に加入してください。
予め履修が望ましい科目
発展科目 物理化学、有機化学、分析化学、無機化学、生化学、分子生物学、およびそれらに関連した実験。
その他 受講制限をする場合がある。(必修か必修に準ずる受講生は制限対象外。)
教育実習などで欠席する場合は、事前(履修申告時)にその予定を担当教員と相談していただきたい。
病欠の場合は診断書(またはそれに準ずるもの)を提出する。
2回までの欠席には、事情により補講等で対応することがある。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 化学実験、有機化学、無機化学、物理化学、分析化学、実験と理論の有機的理解、安全で適切な実験操作
Key Word(s) Laboratory works of chemistry; Organic chemistry; Inorganic chemistry; Physical chemistry; Analytical chemistry; Comprehensive understanding of theory and experiment; Proper chemical operation.
学修内容 第1回 履修申告確認 実験台割当 実験概要説明、実験器具点検・洗浄
第2回 実験の基本操作
第3回 ガラス細工
第4回 測定とその誤差
第5回 中和熱の測定
第6回 金属陽イオンの性質(1)
第7回 金属陽イオンの性質(2)
第8回 金属陽イオンの系統分析(1)
第9回 金属陽イオンの系統分析(2)
第10回 金属陽イオンの系統分析(3)
第11回 アセトアニリドの合成
第12回 食酢中の酢酸の定量
第13回 時計反応の反応速度の測定
第14回 金属のモル比熱の測定
第15回 器具の点検・洗浄、実験室の掃除
 使用実験室や受講人数、室温などにより、順序や回数を変更する場合がある。
事前・事後学修の内容 事前にテキストを熟読し, 実験内容と操作の流れを把握してから実験に臨む。予習により, 実験を安全で手早く合理的に進められる。
実験後は、実験項目毎にレポートを作成し, 期限までに提出する。レポート提出とその合格をもって当該実験の終了とする。レポート作成にあたってはテキストを参照し, 基本的な構成に則って記述する。
  レポート作成にあたって実験内容等を友人と議論するのは極めて有益であるが, レポートは各自で作成する。実験操作についても, テキストの“丸写し”ではなく, 各自が行った実際の操作を簡潔に記載する。

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