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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・農業土木学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
環境情報システム学教育コース:2年次
選択・必修 必修
農業土木学教育コース必修科目
環境情報システム学教育コース選択推奨科目
授業科目名 水理学
すいりがく
Hydraulics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-AGEN-1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 7, 8時限
開講場所 220番教室

担当教員 伊藤 良栄(生物資源学部 共生環境学科)

ITO, Ryoei

学修の目的と方法

授業の概要 水理計算に必要な物理・数学の知識の再確認から始め、できるだけ多くの問題を解きながら管水路・開水路における流れの現象(水循環、水と土の基本的性質、水の基本的性質)を定量的に理解できるようにする。
学修の目的 水利施設の設計・施工・維持管理に必要な水理現象の定量的な理解ができるようになることを目的とする。また、テクニカルタームの英語名を覚え、将来的に英語文献が読めるようになる。
学修の到達目標 ・次元や単位について理解できるようになる。
・静水圧分布の計算ができるようになる。
・管水路・開水路の流れの分類と関連する無次元量が説明できるようになる。
・ベルヌーイの定理を理解し,応用問題が解けるようになる。
・管水路の各種損失に関する問題が解けるようになる。
・開水路の基礎式を理解し,水面形計算ができるようになる。
・オリフィスやゲートの問題を解けるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験(50%)、小テスト(50%)の合計が60%以上の者を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義や質疑などでMoodleを活用する。補習時間を設け,水理実験室で流れの様子を実際に観察したり,授業内容の理解に必要な基礎知識の復習を行う。また,国家公務員採用試験問題を積極的に活用し,計算問題に慣れ親しむようにする。
教科書 わかりやすい水理学. 第2版,岡澤宏 [ほか] 共著, 理工図書,ISBN:9784844608615 [4844608614]
参考書 水理学 : 流れ学の基礎と応用,島田正志著, 東京大学出版会,ISBN:9784130628150[4130628151]
水理学. 改訂2版,玉井信行, 有田正光共編 ; 浅枝隆 [ほか] 共著,オーム社,ISBN:9784274216732 [427421673X]
水理学演習,鈴木幸一著,森北出版,ISBN:9784627426108 [4627426100]
オフィスアワー 原則,授業終了後
受講要件 基礎水理学を履修し,内容を十分理解していること
予め履修が望ましい科目 環境系数学,基礎構造力学および力学に関連する科目
発展科目 水理実験,かんがい排水学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=57
キーワード 静水圧,流れの分類,ベルヌイの定理,抵抗則,オリフィス,堰,水面形
Key Word(s) Static pressure, Classification of flow types, Bernoulli's theorem, Friction law, Weir, Water flow profile
学修内容 第1回 水理計算に必要な物理・数学の知識の再確認
第2回 静水圧(その1) 断面1次モーメント、断面2次モーメント、浮力、壁面に作用する力
第3回 静水圧(その2) 浮体の安定 流れの分類(その1) ベルヌーイの定理
第4回 流れの分類(その2) ベルヌーイの定理の応用、運動量の法則
第5回 管水路流れの基礎
第6回 管水路流れの計算
第7回 第1回小テスト
第8回 オリフィス
第9回 ゲート(水門)
第10回 地下水
第11回 堰を超える流れ
第12回 開水路流れの基礎
第13回 水理学的有利断面
第14回 開水路不等流の水面形
第15回 第2回小テスト
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 授業で配布する国家公務員採用試験の過去問を自分で実際に解くことにより,現象の理解を深め,計算力もつけてほしい。

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