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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
原則として生命機能化学教育コースの学生のみ受講可とする。
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 生命機能化学実験実習1
せいめいきのうかがくじっけんじっしゅう1
Experiments for Biochemistry and Biotechnology 1
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BO-CHEM-2

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6, 7, 8時限; 木曜日 5, 6, 7, 8時限
開講場所

担当教員 末原憲一郎(生物圏生命化学科)、三宅英雄(生物圏生命化学科)

SUEHARA Ken-ichiro, MIYAKE Hideo

学修の目的と方法

授業の概要 科学的データの取り扱い(統計解析)やデータ解析(微分・積分を含む)について学び,物理化学的な実験(分光分析、酵素反応速度論)を通じて,生命現象を定量的に取り扱うための基礎知識と技術を習得する。
学修の目的 実験実習を通して、実験データ取得とその誤差について理解するとともに、コンピュータを用いた基本的な統計処理について学ぶ。また、物理化学的な実験(分光分析、酵素反応速度論)を通じて,生命現象を定量的に取り扱うための基礎知識と技術を習得する。
学修の到達目標 データの取り扱いや処理法、バイオインフォマティクス,分光分析や酵素反応速度論などの物理化学的な基礎知識,技術を習得することで、生命科学現象を定量的に捉える能力を習得することを目標とする.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実験レポート50%、実験に取り組む姿勢50%
授業の方法 実験 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 指定するテキストまたはプリント
参考書 実験を安全に行うために(化学同人)
続・実験を安全に行うために(化学同人)
生物学のための統計学入門 (化学同人)
生命科学系のための物理化学(東京化学同人)
たのしい物理化学①(講談社)
オフィスアワー 末原:火曜日16:30~17:30生物資源学部棟651室
三宅:実験、実習後の17:00~18:30 生物資源学部棟576号室
受講要件 化学実験(教養基盤科目)を履修していること。
化学実験の性質上危険が伴うので,学生教育研究災害障害保険に必ず加入すること。また,2年次後期の生命機能化学実
験実習1と2は必ず合わせて受講登録すること(両実験科目は相互に連携して実施します).
予め履修が望ましい科目 化学実験(教養基盤科目)、物理化学
発展科目 生命機能化学実験実習2~5、生物物理化学、生物化学工学、食品工学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 誤差、統計処理、分光分析、酵素反応、速度パラメータ、バイオインフォマティクス
Key Word(s) Error, Statistics, Spectroscopic analysis、Enzyme reaction、Kinetic parameter、Bioinformatics
学修内容 第1回 ガイダンス・溶液試料の作成 (担当:末原・三宅)
第2回 実験データの統計的処理(担当:末原) 
第3回 PCを用いた実験データの処理(担当:末原)
第4回 分光分析の原理と分光器操作 (担当:末原)
第5回 分光スペクトル測定・検量線作成(担当:末原) 
第6回 スペクトルデータの解析(担当:末原)
第7回 酵素反応速度における酵素濃度の影響(担当:三宅)
第8回 酵素反応速度における温度の影響(担当:三宅)
第9回 酵素反応速度におけるpHの影響(担当:三宅)
第10回 反応速度パラメータの決定(実験1)(担当:三宅)
第11回 反応速度パラメータの決定(実験2)(担当:三宅)
第12回 反応速度パラメータの決定(実験3)(担当:三宅)
第13回 反応速度パラメータの決定(解析)(担当:三宅)
第14回:バイオインフォマティクス・文献検索, ホモロジー検索(担当:三宅)
第15回:バイオインフォマティクス・タンパク質の可視化(担当:三宅)
事前・事後学修の内容 第1回 基本的な実験操作、化学実験(基盤教養科目)の復習
第2~3回 誤差の要因、エクセル・基本統計量、最小二乗法 
第4~5回 光の透過・吸収、モル吸光係数、分光光度計の使用方法
第6回 エクセル計算(データ処理)
第7~13回 反応速度論、ミカエリスメンテン式、アレニウスプロット
第14~15回 バイオインフォマティクス、各種データベースの利用

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