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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学部看護学科 ・地域看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 保健情報統計学
ほけんじょうほうとうけいがく
Health Informatics and Statistis
単位数 2 単位
ナンバリングコード
MD-NCOM-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所 第1講義室(看護学棟3F)

担当教員 谷村 晋(医学部), 水谷真由美(医学部)

TANIMURA, Susumu, MIZUTANI Mayumi

学修の目的と方法

授業の概要 保健と情報科学との関係について理解を深め、保健活動及び健康管理におけるコンピュータの利用や保健医療情報ネットワークシステムの現状と将来について学習する。さらに、地域における保健活動や健康管理に必要な情報検索、情報の収集・分析方法及び統計的方法についての基礎を学習する。
学修の目的 地域保健活動に必要な情報科学及び統計学的方法の意義と知識・技術を理解するために、基礎的な情報の収集・分析及び統計的解析能力を身につける。
学修の到達目標 地域保健活動における情報科学及び統計学の知識・技術の利用について具体的に説明ができる。
統計的解析方法を用いて練習課題を解くことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席及び課題の提出(20%)、中間試験(30%)、期末試験(50%)で合計100%
合計が60%で合格。
ただし、期末試験の正答率が60%未満であった場合は、合計得点にかかわらず不合格。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 国家試験対策に配慮した演習を行う。
教科書 福富和夫・橋本修二著『保健統計・疫学』改訂6版、南山堂
参考書 中野正孝著『看護系の統計調査入門』真興交易医書出版部
オフィスアワー 毎週水曜日10:00-12:00 谷村教授室
事前に予約の連絡を入れること
受講要件 表計算ソフトウェアの基本操作ができること
予め履修が望ましい科目 中学数学「資料の整理」「確率」、高校数学II「指数・対数関数」、高校数学B「確率分布と統計的な推測」、情報科学基礎
発展科目 地域保健・疫学
その他 出欠はMoodleを通じて自動出欠システムにより記録する。各自は自分のPCを持参しMoodleにログインすること。

授業計画

MoodleのコースURL https://portal.mie-u.ac.jp/moodle3/course/view.php?id=602
キーワード 保健情報学、保健医療情報システム、コンピュータ、保健統計学
Key Word(s) Health Informatics, Health Information System, Computer, Health Statistis
学修内容 第01回 ガイダンス・ソフトウェアインストール演習
第02回 データの種類と分布
第03回 確率分布
第04回 代表値と散布度
第05回 相関分析
第06回 年次推移の観察、指標の標準化
第07回 統計調査法・中間試験
第08回 点推定と区間推定
第09回 2つの平均や割合の比較
第10回 分割表の検定・回帰分析の基礎
第11回 多変量解析
第12回 ノンパラメトリック検定
第13回 情報学の基礎
第14回 看護情報学の基礎
第15回 保健医療情報システム

※ 受講生との協議等により、講義内容を変更することもある。
事前・事後学修の内容 スライドをハンドアウト化したものをMoodleで事前に公開する。前半の統計学については、前もって学習内容を確認し、教科書を読み、実際に統計量等をパソコン使って計算し、疑問点を整理しておくこと。中間試験を課し、成績の評価に加える。毎回予習復習を十分に行い、周到に準備してから中間試験に臨むこと。

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