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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命科学科・海洋生物科学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 教育コース選択必修:海洋P指定科目 |
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授業科目名 | 藻類学 | |
そうるいがく | ||
Phycology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-FISH-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 開講教室は、2019年度授業時間割(用紙)あるいは掲示にて確認すること。 | |
担当教員 | 倉島 彰(生物資源学部) | |
KURASHIMA, Akira |
授業の概要 | 海産大型藻類を主な対象として,藻類学の基礎を講義する。授業ではコンブ,ワカメ,ノリ,ヒジキなどの身近な海藻を例に挙げながら,藻類の系統と高次分類,光合成と物質生産,環境と海藻の分布,藻場の生態系における役割,養殖や利用法の歴史など人間との関わりについて解説する。また,三重県における藻場衰退現象(磯焼け)への対策状況を紹介する。 |
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学修の目的 | 藻類の分類群の特徴や多様性等について学ぶことで,生態系の中での藻類の位置,海藻の重要性と有用性を知り,海藻に対する親しみを深めてその価値を認識する。 |
学修の到達目標 | 藻類は陸上植物と異なる多くの分類群から構成される多様性に富んだ生物であることを認識し,生物としての藻類に関する基本的な知識を得る。また,海藻が我々の生活にどのように関わっているのか,生態的,水産的にどのような役割を果たしているのかについて知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テスト10%。期末試験90%,計100%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | プリント,液晶プロジェクタをできるだけ利用して分かりやすく説明する。身近で親しみやすい話題をできるだけ取り入れる。 |
教科書 | 授業時間毎のプリントをMoodleにより配信します。 |
参考書 | 藻類30億年の自然史 第2版(井上勲著 東海大学出版会) |
オフィスアワー | 火曜日 16:30-18:00,623室 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 海洋生物学。 |
発展科目 | 海洋植物学実験。藻類学実習。 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) Moodleを用いて小テストを行うので,毎回PC等を持ってきてください。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 藻類,海藻,系統,生活史,生態,光合成,生産力 |
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Key Word(s) | algae, seaweeds, phylogeny, lifecycle, ecology, photosynthesis, productivity |
学修内容 | 大型藻類を主な対象として,下記の1-4の項目について15回の講義を行う。 各項目は関連しあっているため,講義の順番は前後することがある。 期末試験は最終週に行う。 1 生物と藻類の系統:生物の系統の中での藻類の位置,酸素発生型光合成,真核藻類の誕生 2 藻類の分類と形態:大型藻類(緑藻,褐藻,紅藻)を中心とした分類,形態,生活史 3 海藻の生理生態:海藻の光合成,環境と海藻の分布,海藻群落の構造,藻場の生産力,磯焼け,三重県の磯焼け対策 4 海藻と人間:海藻利用の歴史,海藻の養殖 |
事前・事後学修の内容 | 各回の授業前にMoodleで資料を配布するので,チェックする。 |