三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 民族学特講
みんぞくがくとっこう
Ethnology Special Lecture
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR4

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 深田淳太郎

Juntaro FUKADA

学修の目的と方法

授業の概要 D・グレーバー『負債論』を購読する。文化人類学の交換理論は、M・モースが『贈与論』において提起した、与え-受取り-返礼する一連の<互酬>に基盤を置いてきたが、グレーバーはこの「もらったモノは返す」という私たちにもなじみ深い慣習が、実は決して「自然」なものではないと論じている。では「負債」から交換を見返すとどのようなことが分かるのか、一冊をじっくり熟読して考察していく。
学修の目的 文化人類学における交換論の基礎および最新の理論を学ぶ。
学修の到達目標 負債を通して社会について考えることが出来るようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内での発表、発言(50%)、期末レポート(50%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 デヴィッド・グレーバー(2016)『負債論ー貨幣と暴力の5000年』以文社
受講者は各自で入手しておくこと
参考書
オフィスアワー ・水・木の昼休みから午後は研究室にいる確率が高いです。
・確実につかまえたいときは事前にメールでアポイントをとってください。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 1~15回
指定の文献を一章ずつ読み進めます。
事前・事後学修の内容 予習復習はもちろん、授業中紹介する関連文献にも目を通してくるようにしてください。

Copyright (c) Mie University