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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・人文・社会系教育領域 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 国文学特論ⅡB | |
こくぶんがくとくろんにびー | ||
Advanced Course on Japnese Literature 2B | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-JLIT-4
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 受講者と相談して、他の曜日・コマに変更する場合がある。 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA Takashi |
授業の概要 | ドイツ語から日本語に翻訳されたヘルマン・ヘッセ(高橋健二訳)「少年の日の思い出」と、中国語から日本語に翻訳された魯迅(竹内好訳)「故郷」について、異なる訳文や他の作品との比較を行うことで、共通点や差異を考察し、翻訳作品が国語の教材となっていることの意義を解明する。 |
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学修の目的 | 中学校の国語教科書に収録されている文学教材のうち、海外の文学作品を分析し、国語教育において翻訳された作品を学ぶ意義を解明する。 |
学修の到達目標 | 定番教材に関する知識を深め、新しい教材解釈や指導法を模索する力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題の達成状況および討論への積極的参加度50%+期末レポート50%=計100%(合計60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 対話型の授業を通じて、コミュニケーション能力と課題解決能力の育成を目指す。 |
教科書 | ・ヘルマン・ヘッセ(高橋健二訳)『ヘッセ全集 2 (車輪の下)』新潮社 ・魯迅(竹内好訳)『阿Q正伝・狂人日記 他十二篇』岩波文庫,1981年2月改版 |
参考書 | ・ヘルマン・ヘッセ(岡田朝雄[訳])『少年の日の思い出:ヘッセ青春小説集』草思社(文庫) ・渡辺勝『ヘルマン・ヘッセと日本人』角川書店 ・魯迅(竹内好[訳])『魯迅文集』第1巻,筑摩書房 ・魯迅(藤井省三[訳])『故郷/阿Q正伝』光文社(古典新訳文庫) ・藤井省三『魯迅―「故郷」の風景―』平凡社 ※その他は授業内で適宜提示する。 |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日と木曜日の昼休み(※その他の時間も相談に応じる) 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 近代文学,翻訳文学,比較文学,中学校の国語教育 |
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Key Word(s) | Modern Literature, Foreign Literature, Comparative Literature, Japanese education of Junior High School |
学修内容 | 第1回…イントロダクション:文学教材と翻訳作品 第2回…少年の日の思い出①:ヘルマン・ヘッセについて 第3回…少年の日の思い出②:高橋健二訳と国語教科書 第4回…少年の日の思い出③:高橋健二訳の変遷 第5回…少年の日の思い出④:岡田朝雄訳との比較 第6回…少年の日の思い出⑤:ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」との比較 第7回…少年の日の思い出⑥:有島武郎「一房の葡萄」との比較 第8回…少年の日の思い出⑦:まとめ 第9回…故郷①:魯迅について 第10回…故郷②:竹内好訳と国語教科書 第11回…故郷③:竹内好の新旧訳の比較 第12回…故郷④:他の翻訳(佐藤春夫訳・増田渉訳・藤井省三訳など)との比較 第13回…故郷⑤:チリコフ「田舎町」との比較 第14回…故郷⑥:松本清張「父系の指」との比較 第15回…故郷⑦:まとめ レポート提出 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の授業時に指示する課題を必ず行うこと。 |