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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語 | |
科目名 | 国文学 | |
こくぶんがく | ||
Japanese Literature | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 4年次 66 期生 68~70期生は「国文学講義・近代Ⅲ」で受講登録すること。 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 国語教育コースの選択必修科目 |
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授業科目名 | 国文学講義Ⅳ | |
こくぶんがくこうぎよん | ||
Lecture on Japanese Literature 4 | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 68~70 期生 上記以外の期生は「国文学講義Ⅳ」で受講登録すること。 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 国語教育コースの選択必修科目 |
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授業科目名 | 国文学講義・近代Ⅲ | |
こくぶんがくこうぎ・きんだいさん | ||
A Lecture on Japnese Literature ; Modern Literature 3 | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-JLIT-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi |
授業の概要 | 明治の言文一致運動を代表する小説を読むことで、日本の近代小説の誕生期に文体上どのような試みがなされたのかを検証する。また、同時代の社会との関係性も捉えながら、文体と内容の両面から作品成立の背景を考察する。 |
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学修の目的 | 近代小説の誕生と言文一致運動に関する知識を学ぶ。 文体に着目することで、文法や品詞に着目した精確な読解力を身に付ける。 |
学修の到達目標 | 明治文学に関する知識を得る。また、文章表現に着目した文学教材の学習指導ができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業への積極的参加度30%+課題10%+期末レポート60%=計100%(合計60%以上で合格) 3分2以上の出席を要す。 ※履修者数に応じて別途課題・発表を課し、その評価は「授業への積極的参加度」に含む。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 講義形式ではあるものの、対話やワークを通じて受講者の主体的参加を促す。 |
教科書 | ・二葉亭四迷『浮雲』(岩波文庫) ・山田美妙『いちご姫・蝴蝶 他二篇』(岩波文庫) |
参考書 | ・『二葉亭四迷全集』全8巻,筑摩書房 ・『山田美妙集』第1巻~第10巻,臨川書店 ・柄谷行人『定本日本近代文学の起源』岩波現代文庫 ・飛田良文編『国語論究第11集・言文一致運動』明治書院 ・森岡健二編著『近代語の成立・文体編』明治書院 ・亀井秀雄『増補 感性の変革』ひつじ書房 ・小森陽一『文体としての物語・増補版』青弓社 ・コックリル浩子『二葉亭四迷のロシア語翻訳』法政大学出版局 ・野口武彦『三人称の発見まで』筑摩書房 ・野口武彦『近代日本の恋愛小説』大阪書籍 ・小谷野敦『〈男の恋〉の文学史』朝日新聞社 ・小谷野敦『もてない男訳 浮雲』河出書房新社 ・佐伯順子『「色」と「愛」の比較文化史』岩波書店 ・大橋崇行『言語と思想の言説[ディスクール]』笠間書院 ・平田由美『女性表現の明治史』岩波書店 ・山田篤郎『山田美妙』勉誠出版 ※その他は授業内で適宜提示する。 |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日と木曜日の昼休み 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | ・国文学概説を履修済であること。 ・初回講義を無断欠席した者は受講を認めない。 |
予め履修が望ましい科目 | 国文学概説(*必須),国文学講義・近代Ⅰ(*望ましい) |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 日本近現代文学,明治,言文一致 |
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Key Word(s) | Modern Japanese Literature, The Meiji era, Unification of the written and spoken language |
学修内容 | 第1回…イントロダクション:言文一致運動について 第2~8回…二葉亭四迷『浮雲』を読む 第9~11回…山田美妙「武蔵野」を読む 第12~14回…山田美妙「胡蝶」を読む 第15回…まとめ レポート提出 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の授業時に配布する次回のテキストを必ず読んでおくこと。 |