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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 日本語学B
にほんごがくB
Japanese Linguistics B
授業テーマ 日本語史
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIJLIN1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 川口敦子(人文学部)

KAWAGUCHI, Atsuko

学修の目的と方法

授業の概要 中世口語資料のうち、狂言とキリシタン資料を題材に、資料から読み取れる言語現象について取り上げ、現代語にもつながる日本語の諸問題について理解を深める。
学修の目的 狂言(台本及び映像)とキリシタン資料を通して、音韻や表記(ローマ字)等、特に中世日本語の諸問題に関する知識を得る。
得た知識を基に、現代語に至る日本語について考察し、理解を深める。
学修の到達目標 古語と現代語を含む日本語の様々な様相について、理解を深め、授業で取り上げたそれぞれの言語事象について、具体的に自分の言葉で説明することが出来る。狂言及びキリシタン資料それぞれについて、知識と理解を深め、具体的に説明することが出来る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験(80%)、提出物と受講態度(20%)で総合的に判断する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎時間、授業のまとめを提出して貰うが、質問・意見欄を設け、回答する。
教科書 基本的にプリントと映像教材を使用する。
参考書 小林責監修・油谷光雄編『狂言ハンドブック』(三省堂2000)
茂山宗彦・茂山逸平『茂山宗彦・茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社2001)
H.チースリク監修・太田淑子編『日本史小百科 キリシタン』(東京堂出版1999)
海老沢有道『キリシタン南蛮文学入門』(教文館1991)
豊島正之編『キリシタンと出版』(八木書店2013)
オフィスアワー 随時(必ず事前にメール等でアポイントメントを取ること)
受講要件
予め履修が望ましい科目 日本語学A(受講要件ではないが、関連科目として理解を深めるために)
発展科目
その他 金曜3・4限の「日本語学B」と基本的に同じ内容である。(試験は別問題で実施する)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中世日本語資料の世界
Key Word(s) Japanese language in 16-17th centuries
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 狂言概要
第3回 狂言の言葉:被覆形と露出形
第4回 同:方言周圏論
第5回 同:連声
第6回 同:オノマトペ
第7回 同:待遇表現
第8回 同:デフォルメされた外国語
第9回 キリシタン資料概要
第10回 活版印刷技術とキリシタン版
第11回 キリシタン版の言葉:ローマ字
第12回 同:文学書の翻訳、辞書
第13回 同:文語と口語
第14回 同:宗教書の翻訳
第15回 同:方言
第16回 試験 
事前・事後学修の内容 狂言台本およびキリシタン資料の使用テキストを配布する。
狂言については、授業中にビデオやDVDで鑑賞するが、機会があればぜひテレビや生の舞台を見て欲しい。

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