三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士後期課程)
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 地域新創造特論Ⅳ
ちいきしんそうぞうとくろんよん
Regional Development Ⅳ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
RNEW6

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
履修者と調整して決める
開講場所

担当教員 青木 恭彦

Aoki, Takahiko

学修の目的と方法

授業の概要 多糖やオリゴ糖の利用のされ方はタンパク質とは異なることが多く、その利用における理論化は難しく、現実的には経験的な技術に基づいていることが多い。以上の理由から、本講義では、様々な糖質および複合糖質の基本的な構造と機能の説明を理解した上で、哺乳類、魚類および植物・海藻に含まれる複合糖質の生理機能や役割について取り上げ、解説を行う。また、関心のある分野の糖質や生物資源の利用・開発を調査し, 独創的な多糖やオリゴ糖の活用法について提案させる。三重県域で生み出されてくる生物資源のうち、未利用もしくは廃棄される「糖質資源」を有望な生理活性物質として活用する方法と技術についても、具体的な事例を挙げながら説明・解説を行う。
学修の目的 「糖質および複合糖質の有効利用」における今までの研究について解説し、考察を求めることで、当該分野の最近の専門知識から基礎までを学習し、それらを応用した研究開発ができる能力の養成を目指す。
学修の到達目標 未利用となった食品廃棄物や利用されていない生物資源の多様な利用法、特に未利用もしくは廃棄物からの医薬品などの他の有用物質への応用に関しての知識を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

「感じる力」=30%、「考える力」=20%、「生きる力」=30%、「コ
ミュニケーション力」=20%

成績評価方法と基準 与えられた課題についての調査報告および討論を総合して評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業を行うに当たって、糖質の基礎知識(酵素分解・食物繊維・メイラード反応等)を、身近な食品を題材にして理解を深める。
教科書 必要に応じ指示する。
参考書 必要に応じ指示する。
オフィスアワー メールもしくは電話で訪問時間について担当教員に連絡を取り、面談を行う。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 糖質、複合糖質、生物資源、未利用資源、酵素、生理活性
Key Word(s) Carbohydrate, Glycoconjugate, Bioresources, Unused Resources, Enzymes, Physiological Functions
学修内容 第1回 ガイダンス、糖質および複合糖質資源の利用(総論)
第2回 糖質および複合糖質の基本的な構造と機能(1)
第3回 糖質および複合糖質の基本的な構造と機能(2)
第4回 糖質が利用されている事例の調査(1)
第5回 糖質が利用されている事例の調査(2)
第6回 糖質が利用されている事例調査結果のまとめ
第7回 糖質が利用されている事例発表資料の作成
第8回 調査内容についての発表会 1
第9回 未利用糖質資源を用いた利活用の事例調査(1)
第10回 未利用糖質資源を用いた利活用の事例調査(2)
第11回 未利用糖質資源を用いた利活用の事例調査(3)
第12回 未利用糖質資源を用いた利活用の事例調査結果のまとめ
第13回 未利用糖質資源を用いた利活用の発表資料の作成
第14回 調査結果についての発表会 2
第15回 糖質および複合糖質資源の利用:将来展望
事前・事後学修の内容 講義の後に次回までの課題を提示し、次の講義の初めにその課題について発表し解説を行う。

Copyright (c) Mie University