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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 水族感覚行動生物学 | |
すいぞくかんかくこうどうせいぶつがく | ||
Sensory Biology of Aquatic Animals | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | FISH-6
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | ||
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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開講場所 | 生物資源学部棟6階628号室 | |
担当教員 | 神原 淳,宮崎多恵子(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KOHBARA, Jun,MIYAZAKI, Taeko |
授業の概要 | 魚類の索餌,摂餌,繁殖,回避,成群等の様々な行動に視覚がどのように関与しているか,また,これらの行動への水中光環境の影響について解説する.光受容タンパク質の分子進化から,水圏動物が光情報をどのように生命活動に活用して多様化してきたかへの受講生の興味を引き出す. |
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学修の目的 | 魚類の光受容器の構造や機能について組織解剖学的かつ分子生物学的に理解する.魚類が種分化の過程においていかに生息場所の光環境に光受容器を適応的に変化させ,種多様性を生み出したかについての幅広い知識を得る. |
学修の到達目標 | 魚類が生息する水系や水深は様々である.この多様な光環境に種特異的な光受容器をいかに適応させて様々な生命活動を営んでいるかについての理解を深める. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | ゼミ形式で行い,提示された学術論文の内容を理解でき(60%),内容に関する質疑に対して的確かつ明快に回答できること(40%). |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 理解を深めるために実際に使用された実験装置,光環境測定機器や実験のビデオ等を紹介する. |
教科書 | 特になし(随時資料を配付). |
参考書 | |
オフィスアワー | 随時.628室.E-mailでも対応. |
受講要件 | 特別な要件は必要ないが,水圏動物の生息環境と多様な適応行動について興味を持つことが望まれる. |
予め履修が望ましい科目 | 特になし. |
発展科目 | 特になし. |
その他 | 特になし. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 視覚,水中光環境,行動,進化,環境適応,種分化 |
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Key Word(s) | Fish vision, Underwater photic environment, Fish behabior, Evolution, Environmental adaptation, Speciation |
学修内容 | 1-4.光感覚器の構造・機能と光環境適応(視覚・色覚,光感度、網膜,水中の光環境) 5-7.光受容と行動発現のメカニズム 8-10.各種行動と種特異的視機能との関係 11-13.光受容タンパク質の分子系統樹と進化 これらに関する最新の学術論文を紹介,解説するとともに,実験手法や解析方法の選択,および結果の見方について討論する. 14.科学英語論文の投稿準備から受理まで 15.学会プレゼンテーションの方法 |
事前・事後学修の内容 | 魚類の光感覚器の構造や機能を調べ,光受容器の種特異性や生息域の光環境への適応性を理解する(1-4).行動実験あるいはさまざまな資料から種の視覚による行動を知り,各種行動と種特異的視機能との関連を議論する(5-10).また,光受容タンパク質のアミノ酸配列を決定し,分子系統樹から,水圏動物が光情報をどのように生命活動に活用して進化してきたかを議論する(11-13).自分の研究成果を投稿論文や学会プレゼン資料としてまとめ,公表する仕組みを知る(14,15). |