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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 全学科・全講座
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 博物館資料保存論
はくぶつかんしりょうほぞんろん
Conservation of Museum Collections
単位数 2 単位
ナンバリングコード

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 帝釋 元(非常勤講師)

TAISHAKU Hajime

学修の目的と方法

授業の概要 水族館の飼育生物を博物館の保存資料としてとらえ、水族館および自然史博物館の資料保存を学ぶ。
学修の目的 水族館の生物飼育をおもな例として、博物館の資料保存の意義、目的、実際を学び、博物館の社会的意義と価値を考え理解する。
学修の到達目標 水族館および自然史博物館の学芸員として必要な資料保存に関する基礎知識と考え方を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への参加度30%、レポート30%、期末試験40%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義の妨げにならないかぎり,質疑応答は自由とし,各自が積極的に授業参加できるようにする。
教科書 教科書は特に定めず、講義毎に印刷資料を配付するかプロジェクターで解説
参考書 鈴木克美・西源二郎著「新版水族館学」、内田詮三・荒井一利・西田清徳著「日本の水族館」、杉田治男編「水族館と海の生き物たち」、日本動物園水族館協会飼育ハンドブック「水族館編」、全国大学博物館学講座協議会西日本部会編「新時代の博物館学」、他
オフィスアワー 希望により,別途時間を設定する。
受講要件 学芸員資格を取得する意志のある学生
予め履修が望ましい科目
発展科目 博物館展示論、博物館実習(水族館実習)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水生生物の飼育,展示環境,資料標本の保存
Key Word(s) Breeding, Exhibition, Specimens
学修内容 第1回 博物館資料保存としての水族館生物飼育-その意義と目的
第2回 水族館における生物飼育の歴史
第3回 生物飼育に関する法令と飼育基準
第4回 生物飼育のための基礎生物学
第5回 生物飼育のための施設と設備
第6回 飼育生物の収集と輸送
第7回 飼育環境の管理1 哺乳類
第8回 飼育環境の管理2 鳥類・爬虫類・両生類
第9回 飼育環境の管理3 魚類
第10回 飼育環境の管理4 無脊椎動物
第11回 飼育生物の健康管理と治療および繁殖
第12回 種の保存と自然環境保護
第13回 標本資料の作製・保存・活用
第14回 防災対策
第15回 講義のまとめと今後の課題
第16回 試験
事前・事後学修の内容 講義の配付資料や各自のノート、博物館や水族館のイベントや出版物、見学などにより、各自で学習を発展させる。

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