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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・全教育コース 学部(学士課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 将来気候予測論 | |
しょうらいきこうよそくろん | ||
Future climate forecast | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-ENVS-1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 開放科目
市民開放科目 |
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開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 立花義裕(生物資源学部共生環境学科)坂本竜彦(生物資源学部共生環境学科)飯島慈裕(生物資源学部共生環境学科), 万田 敦昌(生物資源学部共生環境学科) | |
授業の概要 | 過去と現在の地球の気候がいかなるプロセスで変動し、未来の地球はどうなるのか?そして人類はそれにどう対処すべきか?我々人類はその答えをまだ得ていない。これが21世紀の我々の前に立ちはだかる地球環境問題とそれに連関するエネルギー問題である。人為がない場合の気候変動は、大気と海洋そして固体地球との、いわば地球内の相互作用と、太陽活動の変化や隕石の衝突など地球外の影響で短期そして長期に気候が変化している。気候変動の理解と人類の未来へむけた持続的発展のために、気象学・気候力学・海洋気候学・地球システム進化学、未来地球システム学学を融合させ、これら地球の現在過去未来の気候システムの解明と、人類の対応について最先端の研究事例を交え講義を行う。 |
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学修の目的 | 地球の気候システムの仕組みを明らかにし,それに伴って起こる気候変動,環境問題等について,最近の研究成果を踏まえながら概説し,議論する.地球の気候は、大気と、海洋と、陸地(植生や、雪など)がお互い双方向に作用しあって形成されている。従って、地球の気候を理解するためには、よりグローバルな視点が要求される。講義を通じて学生たちには、そのような広い視野をこの講義を通じて養って頂く。また、気候は常に変化している。その人為的影響による変化の一例が地球温暖化である。地球温暖化に関しても、学生たちのは正しい理解を求める。また、人為の影響が無くとも地球の気候は変動している。冷夏年や猛暑年、豪雪年や暖冬年などに例のように、地球の気候は絶えず変化している。それらの原因についても、最新の研究成果を踏まえて解説する。 |
学修の到達目標 | 地球の気候システムの仕組み,及びその問題を理解する上で必要な基礎知識を学習し,環境・気候変動現象に応用・発展させる.気候を理解するためには、気象学、海洋学、陸面過程の全てを理解し、それらの相互の作用が重要であることを講義を通じて理解してほしい。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テスト,レポート,期末試験による総合評価 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 気象庁が毎週発表する1ヶ月予報は、気候変動を理解するための非常に有効なリアルタイム教材である。講義では、適宜それを利用して進める。 |
教科書 | 随時紹介する |
参考書 | |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 異常気象,気候変動、「大気・陸面・海洋」間の双方向作用 |
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Key Word(s) | Extreme weather, Climate change, Air-Land-Sea interaction |
学修内容 | 1.地球システムの仕組みとその進化 2.地球史と将来気候と温室効果 3.温室効果と地球温暖化 4.地球大気や海洋の平均的な姿 5.熱帯が駆動する気候変動 6.エルニーニョと異常気象 7.極域(北極や南極)の海氷変動が駆動する気候変動 8.中緯度の気候変動とテレコネクション 9.大気・海洋・陸面間の双方向作用としての地球の気候 10.大気・海洋・双方向作用としての地球の気候 11.大気・陸面間の双方向作用としての地球の気候 12.大気・海洋・陸面結合モデルの概説 13.地球の炭素循環と気候変動 14.気候変動研究の最前線1 15.気候変動研究の最前線1 |
事前・事後学修の内容 | 気象庁が毎週金曜日夕方に発表している「1ヶ月予報」情報を必ずwebでチェックすること。 |