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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 水族生理学演習
すいぞくせいりがくえんしゅう
Seminar on Physiology of Aquatic Animals
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-FISH-4

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
開講学期

通年

開講時間
前後期とも集中形式で行います。
開講場所 生物資源学部棟6階628~633号室.

担当教員 神原 淳,宮崎多惠子(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

KOHBARA, Jun,MIYAZAKI, Taeko

学修の目的と方法

授業の概要 比較生理学の立場から,水圏環境と陸圏環境の違いをふまえ,水生動物と陸上動物の特徴について解説する.また,魚類を使用した生理実験,行動実験さらには遺伝子解析手法の基礎と応用について説明する.
学修の目的 神経生理学実験,組織学・組織化学実験,行動生理学実験,遺伝子解析実験を行う上での専門知識を習得する.
学修の到達目標 魚類を使用した生理実験,行動実験,遺伝子解析実験において,実験材料や実験環境を適切に準備し,また,実験を遂行するための手順を組み立てることができるようになる.実験プロセスにおいては,途中の状況を的確に判断し,適宜修正しつつ遂行できるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実験や演習への取り組み(50%),実験データに対する的確な解析手法と結果判断(30%),問題解決を図る姿勢(20%).
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 内容に対しての理解・関心を深めるために実物の機器等を活用する.
教科書 Methods For Fish Biology (Eds. by C.B.Schreck and P.b. Moyle),Sensory Processing in Aquatic Environments (Eds. by S.P. Collin and N.J. Marshall),Evolutionary Pathways in Nature (Ed. by J.C. Avise) 等,授業計画に示した内容に関連したテキスト(適宜資料は配付).
参考書
オフィスアワー 随時.生物資源学部6F,630室(神原),628室(宮崎).E-mailでも対応.
受講要件 特になし.
予め履修が望ましい科目 特になし.
発展科目 特になし.
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.).

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 感覚,環境,進化,遺伝子,視覚,嗅覚,味覚,紫外線受容,日周行動,生物時計
Key Word(s) sensory system, vision, chemoreception, gene, behavior, circadian rhythm, evolution
学修内容 1-2.実験動物としての水生動物とその取り扱い
3-5.水生動物と陸上動物の生理学的特徴とその比較
6-8.膜電位,刺激と興奮,興奮の伝導,シナプス伝達,生体電気情報の導出手法とデータ解析法
9-11.受容器と機能遺伝子,特異遺伝子の検索手法と分子系統解析法
12-15.行動と生物時計,行動記録の手法とサーカディアンリズムの解析法
等について,テキストを輪読形式で講読し,解説する
事前・事後学修の内容 ○テキストの内容を理解する.
○水生動物の行動や生理をふまえた飼育や取り扱いを習得する.
○水生動物の生理学的,行動学的特性を理解し,研究目的に沿って自ら実験計画を立て,その妥当性と期待できる結果について議論する.
○実験データを整理し,さまざまな観点から解析する.
○関連するテクニカルタームを習得し,討論の中で適切に使用する.

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