三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・人文・社会系教育領域
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 英語学特論演習 III
えいごがくとくろんえんしゅう さん
Seminar on English Linguistics III
単位数 1 単位
ナンバリングコード
ED-ELIN-4

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限
開講場所 未定

担当教員 澤田 治(人文学部)

Sawada Osamu

sawadao@human.mie-u.ac.jp
059-231-9145

学修の目的と方法

授業の概要 本演習では、ことばの意味を談話構造の観点から考察する。具体的には、モーダル副詞や談話標識(discourse particles)の意味に焦点を当て、(i) 我々は会話を進めていく中で、どのように聞き手と情報を共有しているのか、(ii) モダリティ、談話標識は情報のアップデートに関してどのような役割を果たしているのか、(iii) 非命題的意味(前提、慣習的推意)と命題的意味の間には情報のアップデートに関してどのような違いがあるのか、といった問題を、意味論、語用論および言語哲学の観点から考察する。
学修の目的 様々な言語現象を基に、ことばの意味解釈に関する原理や法則性・体系性を理解する。
学修の到達目標 身近な言語現象を言語理論を用いて分析できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加・発表60%、レポート40%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 あらかじめ学生に予習の範囲を指示する。各自が課題を持ち、自分の考えを発表できるよう、プレゼンテーションの場を設ける。
教科書 教科書は使用しません。
参考書
オフィスアワー 連絡先窓口:
人文・社会系教育領域(英語教育部門)代表
受講要件
予め履修が望ましい科目 英語学特論 III
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード dynamic semantics, information update, common ground, assertion, modality, discourse particles, evidentiality, presupposition/conventional implicature, at-issue meaning vs. non-at-issue meaning
Key Word(s) dynamic semantics, information update, common ground, assertion, modality, discourse particles, evidentiality, presupposition/conventional implicature, at-issue meaning vs. non-at-issue meaning
学修内容 Week 1: Introduction (common ground, update semantics, dynamic semantics)
Week 2-3: Assertion
Week 4-6: Modal particle
Week 7-9: Discourse particles
Week 10-12: Performativity
Week 13-15: At-issue vs. non-at-issue meanings
Week 16: Presentations
事前・事後学修の内容 毎回リーディングの内容をベースに授業を進めます。あらかじめ予習をして、授業に臨んでください。授業は演習形式で進めますので、積極的に発言、発表(プレゼン)をしてください。学期の最後には、期末レポートのトピックについて発表してもらいます。

Copyright (c) Mie University