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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・理科
科目名 物理学
ぶつりがく
Physics
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
68-70 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 物理学講義III
ぶつりがくこうぎIII
Physics III
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-PHYS-2

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所 教育学部1号館 2F 物理第一実験室

担当教員 國仲寛人 (教育学部理科教育講座)

KUNINAKA, Hiroto

kuninaka@edu.mie-u.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 熱現象に関する諸法則を理解し,自由エネルギーやエントロピー等の自然現象の変化の方向を特徴づける量について学習する。
学修の目的 講義で得られた知識を基に、身のまわりに見られる熱的な現象に関して考察できるようになる。
学修の到達目標 1. 熱平衡、相転移、熱容量と比熱、熱膨張、熱の移動などの熱と温度に関する諸事実を学ぶ。
2. 気体の物理的性質を分子論の立場で理解する。
3. 熱力学の法則、熱機関、エントロピーと自由エネルギーについて理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト50%、期末試験50%、計100%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・学習内容の理解の助けになるような演習問題や実験を豊富に用意する。
・Moodleを通じて講義資料にアクセス可能にする。
教科書 『第5版 物理学基礎』(原康夫著、学術図書)
参考書 参考書:
『ファインマン物理学III 光 熱 波動』(ファインマン、レイトン、サンズ著、岩波書店)
『万物を駆動する四つの法則』(ピーター・アトキンス著、斎藤隆央訳、早川書房)
『物理学講義 熱力学』(松下貢著、裳華房)

演習書:
『大学演習 熱学・統計力学』(久保亮五著、裳華房)
『演習・物理学の基礎2 波・熱』(ハリディ、レスニック、ウォーカー、ホワイテントン著、野崎光昭監訳、培風館)
オフィスアワー 在室時に随時対応する。
受講要件 基礎物理学A、Bを履修済みであること
予め履修が望ましい科目
発展科目 物理学講義I、II、IV、物理学実験、理科実験(物理)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 熱力学、熱と温度、熱力学の基本法則、エントロピー、自由エネルギー
Key Word(s) thermodynamics, heat and temperature, fundamental laws of thermodynamics, entropy, free energy
学修内容 第1回〜第5回:熱(熱と温度、熱の移動、気体分子運動論、ファン•デル•ワールスの状態方程式)
第6回〜第15回:熱力学(熱力学の第1法則、いろいろな変化、理想気体の比熱、熱機関と熱力学の第2法則、カルノー•サイクルと熱機関の効率の限界、エントロピー増大の原理、熱力学的現象の進む方向—等温過程と自由エネルギー)
第16回:定期試験
事前・事後学修の内容 毎回の講義内容に関連する演習問題を配布する。

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