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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教科に関する専門科目(A類)・情報
科目名 コース共通教育科目
こーすきょうつうきょういくかもく
Subjects Common to Math and Computing Education Programs
受講対象学生 A 類, B 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~70 期生
基礎線形代数学Ⅰ・Ⅱおよび基礎微分積分学Ⅰ・Ⅱを受講済みであること(受講中を含まない)
卒業要件の種別 必修
授業科目名 確率・統計学
かくりつ・とうけいがく
Probability and Statisitics
単位数 ④ 単位
ナンバリングコード
ED-CMAT-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 金曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 玉城 政和(教育学部)

Tamashiro, Masakazu

学修の目的と方法

授業の概要 情報化社会と言われる今日,統計学は,状況を分析し意思決定を図るため に,私たちの周りの色々な場面で活用されています.統計学は,重要な数学の分野でもあります.本講では,記述統計学におけるデータの扱い方,確率論(中心 極限定理)に基づいた推測統計学の考え方と方法について,基礎的な知識を習得するとともに,問題演習も図っていきます.
学修の目的 1.確率空間,確率変数,確率分布の概念を理解できるようにする
2.二項分布,ポアソン分布,正規分布を理解できるようにする
3.データを解析するときの統計の考え方を理解できるようにする
4.推定・検定の考え方を理解できるようにする
学修の到達目標 1.確率空間,確率変数,確率分布の概念を理解し,具体例が扱えるようになる
2.確率や平均などを具体的に計算できるようになる
3.代表値や散布度,相関係数を求めることができるようになる
4.推定・検定の考え方を理解し,具体例を扱えるようになる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間試験50%,期末試験50%,計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

反転授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 授業中の質問,アンケートを基に随時対応する
教科書 工科の数学 確率・統計(第2版)(田代 嘉宏 (著),森北出版,ISBN 978-4627049420)
参考書 理工系の確率・統計入門,服部 哲也 著,学術図書出版社 ISBN978-4780602074
確率論・統計学入門(教育系学生のための 数学シリーズ,篠田正人 編著,共立出版) ISBN978-4-320-01825-9
工学系数学テキストシリーズ 確率統計(上野 健爾 (監修) 工学系数学教材研究会 (編集),森北出版,ISBN 978-4627057517)
新基礎コース 確率・統計(浅倉,竹居 共著,学術図書出版社,ISBN978-4-7806-0405-4)
統計学の基礎(栗栖,濱田,稲垣 共著,裳華房,ISBN978-4-7853-1525-2)
確率統計の数理(石井,塩出,新森 共著,裳華房,ISBN978-4-7853-1090-5 )
新訂・確率統計(大日本図書,ISBN4-477-01875-4)
はじめての数理統計学(古島・市橋・坂西,近代科学社,ISBN978-4-7649-1048-5)
入門統計学(橋本智雄,共立出版,ISBN4-320-01508-8)
オフィスアワー 毎週水曜日12:00~13:00(解析学第1研究室,教育学部1号館4F)
受講要件 基礎微分積分学Ⅰ・Ⅱおよび基礎線形代数学Ⅰ・Ⅱを受講していること(受講中は含まない)
予め履修が望ましい科目
発展科目 応用数学要論,解析学要論,応用数学講究
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 確率,条件付確率,ベイズの定理,確率変数,独立,平均,積率母関数,特性関数,正規分布,分散,標準偏差,標本調査,χ二乗分布,t分布,F分布,推定,検定
Key Word(s) probability, conditional probability, Bayes' theorem, random variable, independent, mean, Moment-generating function, characteristic function, normal distribution, variance, standard deviation, sampling survey, chi square distribution, t-distribution, F-distribution, estimate, test
学修内容 第1回 ガイダンス,場合の数,その演習
第2回 試行と事象,その演習
第3,4回 確率の意味と計算
第5,6回 事象の独立性,および演習
第7回 振り返り①
第8,9回 確率変数と確率分布,および演習
第10回 分散と標準偏差,積率母関数,および演習
第11,12回 二項分布とポアッソン分布,および演習
第13,14回 確率変数の和と積,および演習
第15回 振り返り②
第16回 度数分布表
第17回 四分位数,および演習
第18回 資料の平均と標準偏差,および演習
第19回 データと確率変数,および演習
第20,21回 2変量の解析,および演習
第22回 振り返り③
第23,24回 正規分布,および演習
第25回 中心極限定理,および演習
第26回 母集団と標本
第27回 点推定,および演習
第28回 母平均の区間推定,および演習
第29回 母比率の推定,および演習
第30回 振り返り④
事前・事後学修の内容 (事前学習)次回の授業で学ぶ内容を示すので,その範囲の教科書の例題を解いておくこと
(事後学習)授業で学んだ範囲の教科書の問題を解くこと.

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